「挫けない力」ブログ: 2013年6月アーカイブ
「挫けない力(仮)」ブログ
2013年6月アーカイブ

丸の内朝大学「挫けない力養成クラス」番外編4

(掲載日:2013年7月25日)

雨を心配していましたが、今日は大丈夫のようですね。

さて、今朝も私は5時過ぎに起床し、

丸の内のランステに向かいました。

 

ポツポツ雨は降っていましたが、テレビの天気予報では

雨は降らない様子。

ラッキー!これで皇居を走れる。

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で、朝大学の「挫けない力養成クラス」の有志9人が

集まって、9人全員で皇居を一周。

ややゆっくり目のペースで、気持ちよく走りました。

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会話しながら走ると、5キロなんてあっと言う間。

さらに、道端の紫陽花が鮮やかで目をひきました。

そのうち、雲間から青空がのぞいてきて、

後半は、結構暑くなった()

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途中、ある人との会話で、ランニングのあとで温泉に

入るという話を聞きました。

私は未経験ですが、温泉で汗を流して

キンキンに冷えた生ビールでも飲めば、最高でしょうね!

 

やっぱり、ご褒美は必要ですね()

私にとって朝ランのご褒美は、やはり清々しい気分で

一日をスタートできること、

爽やかなクラスのみなさんと会話できること、

そして、朝食を食べながらのプチ読書です。

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今回で、朝の皇居ランは終了。

しかし、このクラスは意識の高い人が多い。

7月以降は夜ランを企画してくれて、

私も参加するつもりです。

終わった後には、ご褒美の飲み会も!!

今から楽しみです。

 

石田さん、白戸さん、このクラスのみなさんは、

お二人に教えていただいたエッセンスを吸収して、

ランニングを心から楽しんでいますよー!

 

朝大学の「挫けない力養成講座」、

お二人にご協力いただき、開催できたことを

心から嬉しく思います!

「自分のため」、だけではなく

(掲載日:2013年7月25日)

最近、よく自問することがあります。

私にとっての仕事とは何なのか?

普通に考えれば、憲法に規定されているように、

国民の義務(権利)です。

また、日々の糧を得るために必要なことですね。

 

…自分で書いていてなんですが、

なんだか大げさなことになってきました(汗)

 

難しい話はさておき、やはり遣り甲斐とか、

他者の認証(評価されたり褒められること)が、

私を含め、多くの人のモチベーションになっている

ことと思います。

 

つまり、極論すればすべては「私のため」とも言えます。

ですが、成果がでない時、この考え方だけでは、

かなりしんどくなることも事実。

 

失敗は、すべて自分の責任として受け止めることは必要です。

しかし自負心や責任感が強すぎると、

自責の念や嫉妬、自己嫌悪に必要以上に駆られて

精神のバランスを乱しやすくなりそうです。

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『挫けない力』にある、「社会的成功」と「人間的成功」。

このバランスは非常に重要だと思います。

 

もし、欲に駆られて無我夢中で仕事をし、

社会的成功を収めることができたとしても、

おそらく、その欲望はとどまることを知らないのではないか。

ひとつ達成しても、十分な充足感を得られず、

また、次の成功に向かって休息もないまま突き進む。

 

客観的に見て、これは幸せな人生とは言えないと思います。

 

努力や労働と無縁ではあるけれど、

人として多くの人に愛され、

人間的成功を収めることができたとしても、

やはり、経済的に困窮していると、

貧すれば鈍すで、その人の本来の輝きを曇らせてしまう。

 

これも、幸せな人生とは言えないような気がします。

 

もちろん、「幸せ」だけが人生の尺度ではなく、

「幸せの基準」も人それぞれ。

上記のような方が仮に実在するとして、

その人生を批判するつもりはまったくありません。

 

仕事のモチベーションや、その出発点は、

「自分のため」が基本だと思います。

でも、仕事の成果は、どれだけ個人の努力が

素晴らしくても、実は個人の力だけではない。

運、不運もあると思いますし、

それ以上に、社会の中で仕事をする以上、そこには

何人もの人がかかわり、支えてくれているからこそ、

成果が手に入るのだと気づくはずです。

 

自戒を込めて書くのですが、

人は、仕事を通して、社会の有機的な人とのつながりを知り、

そこに「感謝」をする。

そして、いつしか仕事のモチベーションも、

「自分のため」から「人のため」に徐々にシフトしていく。

 

私の仕事で言えば、「いかに本を売るか」ではなく、

「いかに読者に有用な情報をお届けできるか」ということに

なると思います。

…ほんと、肝に銘じます。

 

話は変わりますが、100キロマラソンもそうでした。

最初は、単に自己満足のためと、この本の効果を

編集担当が実際に走って証明するという

目的しかありませんでした。

 

しかし、FBやブログで宣言すると、多くの方から

励ましを受け、社内をはじめ、多くの方々から応援を

いただきました。

 

結果、無事に完走できましたが、それは上辺の表現ではなく、

応援してくださった方々、当日、ボランティアでエイドに

立ってくださった方々、そして家族の理解があったからこそ

できたのだと痛感します。

 

そしてなにより、あのきつい後半戦、

頑張れたのは、いただいた温かい応援のお蔭でした。

 

今、私が考える幸せな人生は、仕事を通して

自分の欲望を充足させるというよりも、

むしろ、他人のニーズに応えること、

つまり社内・社外を問わず、少しでも人の役に立つべく

努力するということです。

 

完全成果主義の会社に勤務される方には、

何を甘っちょろいことを!

とご批判を受けるかもしれません。

 

でも私が言いたいのは、成果主義の批判ではなく、

仕事の本質は、「自分のため」ではなく、

「人のため」をスタートラインにしたほうが、

より大きな喜びが得られ、

その経験が、個人の能力を最大化させるのではないか、

ということです。

 

何だか長々とすみません。

最近、もやもやとした思念がようやく言語化できそうだった

もので、つい勢いで書いてしまいました()

ごめんなさい。

 

さて、仕事に戻ります!

満月の夜に

(掲載日:2013年7月25日)

6月も気づけば中旬過ぎ(いや、下旬ですか)。

時間が経つのは早いものですね。

 

今年も「もう半分」と捉えるか、

「まだ半分」と捉えるか…。

できれば「まだ半分、もっとやれる!」

といきたいところですね()

 

土曜の夜は恒例のランニング。

息子が寝るのが遅くて、家を出たのは22時近く。

久々に遅い時間のランニングになりました。

 

新青梅街道を環八に出て、谷原へ。

谷原から目白通りを練馬インター方面に走って

大泉学園駅の前を通り、さらに保谷駅前を通って、

ふと空を見上げるとキレイな満月が!

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(手前の看板にピントが…)

思わず足をとめてパチリ!

たまに、薄雲がかかって、朧月になったり、

きれいにその輪郭まで見えたり。

 

で、気づけば2時間経っていました。

気分よく、久々のコースを走ってプチ達成感も。

大田原に向けての練習というより、

週末の気持ちよい習慣をなぞっているだけですが。

 

本来なら、いろいろ細かくレースを入れたほうが

いいのかな、などと思いながら走っていましたが、

まあ、こうして週末に2時間走れているのだから、

無理することもないのかもしれません。

 

月見もできるナイトラン。

やっぱり体を動かすのっていいですし、

私にとってランニングは、散歩の延長で、

外を走り、自然や四季の移り変わりを眺め、体感できる

ことに大きな意義があるようです。

丸の内朝大学「挫けない力養成クラス」番外編3

(掲載日:2013年7月25日)

木曜の定番?となった朝ランニング。

今日も丸の内のランステ、BikeRunに、空模様の悪い中、

7人も集まりました!

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(男女、7人で馬場先門へ、いざっ!)

最悪、前回のように行幸通り地下も視野に入れていましたが、

幸いなことに、雨はやんでいてみんなで皇居方面へ。

途中、土砂降りになることを考え、

馬場先門(一周1キロとちょっと)を周回することに。

 

みんなで3周から5周しました。

私は、5周しましたが、最後の方はラストスパートで

かなりハイペース。

さすがにやや疲れた()

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(なんとか最後まで天気が持ちました!先週、外で走れなかっただけに、

嬉しかった!)

 

しかし、みんなで走ると会話もあって、あっと言う間です。

一人の内省の時間もいいし、

みんなでいろいろ喋りながら走るのもいい。

 

何より、朝から体を動かすと

気持ちがいい、気分がいい。

ランニングの効果はいろいろありますが、

つまるところ、これなんじゃないかなという気がします。

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(今日はコンフェデのイタリア戦。ランステを出たときは始まったばかり。

で、帰ってくると2?1で日本が勝っていて、みんなで盛り上がりました。

でも、着替えて出てくると2?3で…。結局3?4で負けたようですね。

でも、強豪相手にいい試合だったのではないでしょうか)

 

縁あって「チーム挫けない力」の方々と

一緒に走れることも嬉しいこと。

みなさん、本当に爽やかで、気持ちのいい方ばかり。

他の趣味も同様だと思いますが、

ランニングって、人とつながることもできるんですね。

 

早起きして、皇居周辺を走り、

なんだか得したような、一歩先んじたような気持ちで

ゆっくり雑誌を読みながら朝食をとりました。

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(これも恒例になった、プロントの朝食。走ったあとはうまい!)

 

また、来週もみんなで走る予定。

天気がよいといいのですが。

1年前より6キロ強の体重減を実感!

(掲載日:2013年7月25日)

昨日は、一年に一度の健康診断の日でした。

一昨日の夜は会社帰りに急いで立ち食いソバをかき込み、

なんとか21時以降は食事をとらないというルールを厳守。

 

カイロプラクティックによって帰宅しましたが、

飯を食ったあとにマッサージや施術を受けると、

どうも気持ちがよくないですね。不思議ですが。

 

で、健康診断で、体重の測定のときに、

去年より6キロ以上痩せていることに驚かれました。

事前の問診票に運動をやっている旨書いていたので、

なにか、病気でという心配をされることはないのですが、

何の運動をしたんですか?と看護師さんから質問されたので、

マラソンです、と答えると納得の表情。

 

とはいえ、100キロ後は70キロちょうどくらいだったと

思うので、2キロはリバウンドしてます(笑)。

大田原マラソンで4時間を切るためにも、

この体重はこれ以上増やさずキープしたいと思います。

 

仕事帰り、スポーツジムで汗を流しました。

いつものように、305キロのランニング、そして軽い体幹の

筋トレです。

お風呂に入って、サウナにも6分。

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で、体重計に乗ってみると、あれ?

70キロ台になっていました!

午前中から1キロ以上減った計算です。

まあ、ジムでたっぷり汗をかいたあとではありますが、

それにしても71キロ半くらいだと思っていました。

 

嬉しい誤算。

できるだけ、この体重をキープしたいですね。

体が軽くなった分、多少、心も軽くなったように感じています。

この気分のよさを持続させるためにも…。

週末2時間ラン、早くも挫折?

(掲載日:2013年7月25日)

土曜の夜、恒例のナイトランに出かけました。

天気予報が外れ、日中はいい天気で夜になっても蒸し暑い。

 

私は、週末になんだかどっと疲れが出て、

息子を寝かしつけながら2時間も寝てしまいました(笑)。

まあ、いつも30分くらいは一緒にウトウトするのですが。

 

長時間眠ってしまったもので、体が重く、すぐに外には

出かけられず、テレビを見ながらもぞもぞ。

ようやく、22時近くになって飛び出すという体たらく。

 

それでも、走り始めれば眠気なんてすぐに飛んでいって、

体が温まるに連れて軽くなっていきます。

この感覚が病みつきになるんですね。

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いつもとコースを変え、この日は武蔵境の駅前まで行きました。

新しいコースも発見でき、収穫です。

この駅は、社会人一年生の私が通勤で通った駅。

毎朝、当時住んでいた荻窪から中央線で眠い目をこすりながら

通ったものです。

 

今では高架になって、駅も新しくなり、面影はありません。

でも、商店街や店は、ある程度当時のまま。

土曜の夜なので、気勢を上げる若者の集団もいて、

ランナーは、やや場違いな感じ(苦笑)。

 

折角なので、当時の会社までの通勤路を走ってみました。

ずいぶん、建物も変わったような気がします。

「久しぶりだなあ」という私の感想に、

「久しぶりだなあ」と道が答えてくれるよう。

「変わったなあ」という私の感想には、

「お前もな」。

…確かに。

 

道と対話するなんて、ちょっと変(かなり?)ですが、

十年以上の時を経て、いざ、通勤路を走ってみると

いろいろな記憶がよみがえってくるものです。

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よく、仕事帰りに晩飯を食った、GTラーメンの看板が!

でも、建物は工事中で、店舗は見られませんでした。

ひとり暮らしだった私にとって、ここの定食は

安いし、ボリューム満点で有り難かった。

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で、家の近くに戻って新しい道を走ったり。

そうこうするうち、小雨がぱらついてきて、

時計を見ると1時間30分しか経っていませんでしたが、

今日はまあ十分かな、ということで帰宅しました。

 

2時間ランを継続しようと思っていたのに、

なかなか難しい。

大田原も半年後なので、やや油断しているかもです。

ちょっと気持ちを入れ替えて、

頑張らなければ!

丸の内朝大学「挫けない力養成クラス」番外編2

(掲載日:2013年7月25日)

本日は梅雨真っ只中の、雨。

しかし、私は5時過ぎに起床し、丸の内のランステ、

bikerunに向かいました。

 

「挫けない力養成クラス」の自主ランニングの日だからです。

参加予定者は十数人いたのですが、

この雨では皇居を走るのは難しい。

 

皆さん、そのあと会社に出るので、

シャワーを浴びるといっても、さすがにずぶ濡れは

避けたいところ。

 

中止かな、と思っていたのですが、

丸ビルと新丸ビルの間、行幸通りの下に割と広い

スペースがあるということで、

白戸さんに教えていただいた「動きと走りの基本」を

復習することにしました。

 

下手をすれば、私一人かな…と思っていましたが、

3名の勇者が来ました。

4人のパーティーで行幸通り下へ。

なんだか、ドラクエみたいです。

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姿勢のチェックや歩き方のチェック、

体幹を鍛えるトレーニングを一通り思い出しながら

やって、次にウォーキング、そして軽いランニング。

 

通勤の方々の邪魔にならないように気をつけ、

目線に耐えながら(笑)、挫けない心で小一時間。

結構、汗もかきました。

地下なのでやや蒸し暑いこともあります。

 

ランステの店員さんは、我々が皇居を走ってきたと

思ったらしく、「雨、どうでした?」と聞くので、

「いや、地下を走ったんで…」というと、

やや怪訝な顔をしていました。

 

まあ、トレーニングとしてはまったく物足りませんが、

雨の日にこうして集ったということが、

継続に関して、非常にいい刺激になったように思います。

 

来週も木曜日に自主ランが予定されています。

さて、晴れてくれるといいのですが…。

「継続の力」を引き出すために

(掲載日:2013年7月25日)

“どんな些細なことも、10年間欠かさずに続ければ、

その分野のエキスパートになれる”

たとえ、5分でも10分でも、積み重ねることの力は、

非常に大きいと感じます。

 

…でも、それがなかなかできないんですよね。

 

私の好きな将棋のカリスマ棋士、羽生善治さんも、

テレビ番組で、そんなことをおっしゃっていたと思います。

将棋でいえば、毎日10分でも欠かさず詰将棋をやれば、

棋力は確実に高まるらしいです。

ちなみに、私は将棋に対してはかなり劣等生です(苦笑)。

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(清流出版将棋部の一員としては、そろそろ本気で取り組まねば…。

写真は、私より上級者の方々の対局盤面。ちょっと珍しい形)

 

スポーツや将棋など、競技あるいは勝負の世界は、

すぐに成果が出にくいのが特徴です。

いくら努力しても成果がでないと、凹みますね。

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それに比べると、どちらがいい悪いではなく、

ランニングは基本的に非常に個人的?なスポーツです。

なので、練習の成果が比較的すぐに出やすい。

これは、100キロ挑戦の過程で私も実感しました。

小さな成果が、次の成果を生み、

やがてラストゴールである100キロ完走まで

押し上げてくれたと思います。

 

しかし、将棋や競技性の強いスポーツはなかなか

そうはいきません。

「努力は裏切らない」

この言葉を信じたいですが、なかなか…。

 

そして、これはそのままビジネスにも当てはまります。

「こんなに頑張っているのに成果がでない」

「やることなすこと裏目に出る」

…私も社会人として、非常によーくわかります。

仕事ってなんでこんなにうまくいかないのでしょう?

 

だからさまざまなビジネス書や心理系の本がたくさん

出るのでしょう。

もちろん、本書もビジネス書です。

ただ、多少違うのは、実際に読者にランニングをはじめとした

有酸素運動を習慣化することを強く勧めている点です。

そして、習慣化に関しては、

「続ける技術」(@石田淳)がばっちりバックアップしています。

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(これは皇居。仕事前、昼休み、仕事後に走るのは、ストレス解消にも)

 

直接、ビジネスと関係がないから走る気にならない。

欲しいのは、ランニングの成果ではなく、

今日の売り上げ。

…その気持ちもよくわかります。

 

でも、成果が出にくい場所で闇雲に突き進んでも、

肝心の心身を病んでしまったり、

焦りから、状況を悪くしてしまうこともあると思います。

 

まずは、成果の出やすいランニングを習慣化し、

そこで「挫けない力=レジリエンス力」を養い、

さらに、内省の時間を持って物事の見方(認知)を

変えることができれば、

その成長は、必ずビジネスに成果をもたらすと考えます。

 

努力は非常に大切ですし、私も実は真面目な人間なので

結構好きです。

ですが、その方向性が間違っていると

成果はあまり出てきません。

 

だからこそ、まずはできることから手をつける。

一見、ビジネスと関係のなさそうなランニングを習慣化する。

そして成功体験を積み重ねることで、大きな「自信」と「経験」を

手に入れる。

もちろん、そこに挫折経験があっても、それはバネになるはず。

 

経験は、成功体験よりも挫折経験のほうが

より大きく跳躍するためには

より強いバネとなり、自分を客観的に見ることができる。

さらに同じ失敗を繰り返さないというシンプルな指針で

その人を支える糧になると思います。

 

一見遠い、ビジネスとランニング。

すでに、多くの方がこの相関関係に気づいて

ビジネスに活かしていることは、

例えば、著者の石田淳さんの例でも顕著ですね。

迷ったら、エントリーボタンを押す!

(掲載日:2013年7月25日)

丸の内朝大学「挫けない力養成クラス」の最終講義で

石田さんが話した言葉。

「まず、エントリーボタンを押す」

これが、私の心に残っています。

 

自分のフレームに収まろうとする現状維持バイアス。

この殻を打ち破るのは容易ではありません。

でも、何かにチャレンジするとき、

どこかで「えいやっ!」と、ある種命がけの跳躍が

必要になるのも事実。命がけというのはオーバーかな(笑)。

 

「できない」と思っていると、いつまでも「できない」。

できるかどうかはわからないけれども、

とにかく、エントリーしてしまう。

そこから考えてもいいわけです。

 

何かを始める時、スタート時点に大きな負荷がかかることは

『挫けない力』でも、繰り返し出てきます。

01」を制するものが、継続を制する、ですね。

まず、始めなければ、継続も何もないのですから。

 

というわけで、昨日のブログで新たな挑戦を模索していると

書きましたら、FBでこのブログを読んでくださっている

Kさんから、大田原マラソンをお勧めいただきました。

 

早速調べてみると、開催時期、そしてフルマラソンで4時間を

切るという私の目標にぴったりの大会。

なにせ、制限時間が4時間という…。

かなりハードボイルド(?)な大会です。

 

私、冒頭の言葉を思い出し、すぐにランネットに接続して

エントリーボタンを押していました。

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むむむ、やってしまった。

でも、エントリーしたからには、ラストゴールができた

わけですから、やるべきことをやっていくのみです。

 

なんだか新しいモチベーションができてワクワクしてきました。

100キロ挑戦前の私だったら、いろいろ考えて

エントリーしたかどうか…。

なんだか、楽しそう、できそう、という根拠のない自信が

私を後押ししてくれました。

 

さて、私の中でまたゴールに向けて新しいシナリオが

動き始めます。

Kさん、ありがとうございました!

4時間切りに向けて、また始動していきます。

週末ラン、100キロ後、初の2時間

(掲載日:2013年7月25日)

梅雨にしては雨が降らず、ランナーの方にとっては

暑さ対策さえすればいい季節ですね。

 

私、100キロ後のランニングは1時間から1時間半くらいで

お茶を濁しておりました。

やはりモチベーションがなければ長距離走るのは

なかなかしんどいものです。

 

ただ、折角身についたいい習慣をいつの間にか

失ってしまうのはもったいない…ややだぶつきはじめた

お腹を見ながら、そう考えていました。

 

で、先日の土曜は最初から2時間走ろうと決めて外に。

いつも通りのナイトランニング。

コースは環八と青梅街道を主に走る、

練習で何度も何度も走ったコースです。

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(環八の分岐地点。左に行くと谷原方面です)

2時間は長いようですが、走ってみると意外に早いもの。

それでいて、プチ旅気分も味わえます。

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(環八と青梅街道が交差する四面道。荻窪駅近く)

さらに、さまざまなことが脳裏に浮かんでは消え、

私にとって内省の時間としてはちょうどいいようです。

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(青梅街道沿いにある善福寺のバス停)

走り終えると、やはりそれなりの疲労感がありました。

この前まで、3時間、4時間を平気で走っていましたが、

3時間走るのは、今の私にはかなりきつくなっているようです。

練習量は正直です。

 

でも、帰宅して風呂に入ると、気持ちもスッキリ!

達成感もあって、気分のいい土曜の夜をゆっくり満喫。

 

さて、そろそろ明確な目標を決めて、

(フルマラソン、4時間を切るという目標は決めていますが、

どの大会に出るかはまだ未定)

どこかの大会にエントリーしようかなと考えている

編集Fでした。

丸の内朝大学「挫けない力養成クラス」番外編(1)

(掲載日:2013年7月25日)

先週全6回の講座を終えた「挫けない力養成クラス」。

ですが、今週から一応、4回は、自主的に受講生が集まって、

皇居を実際に走ることに。

その第一回目が今日でした。

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(スタート&ゴール地点の馬場先門辺り。ランナーの姿がちらほら)

私も5時過ぎに起きて、丸の内のランニングステーションへ。

ここで待ち合わせをして、有志10人くらいと

朝ランにでかけました。

 

女性比率が7割ほどで高く、

何事も、女性はすごいなーと感じました。

もちろん、男性も参加したかったけれども、

諸事情で参加できなかった方も多かったようです。


初心者の人は、馬場先門近く、一周1キロのコースを

四周から五周回り、ベテラン?組は皇居一周(約5キロ)へ。

私は一応、皇居組に。

 

皇居は練習や皇居マラソンで何度も走っている馴染みのコース

ですが、朝走るのは初めてです。

途中、日が出てやや暑くなりましたが、想像以上に

気持ちがよく、体も軽くてあっと言う間の一周でした。

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(半蔵門のあたり、急に視界が開けて、下りになる場所。

一周の中で一番気持ちのいい場所ですね。走りながらの撮影なので、

微妙に歪んでます…)

初心者組と合流し、ランステに戻って解散。

時間があれば、朝食も一緒にとって、交流をより

深められればと思っています。

 

いつも一人で走っている私には、

こうしてチームで走ったり、走りながら会話するのが

非常に新鮮でした!

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(ランニングのあとの朝食。いつもこのセット。なぜなら、野菜はあるし

ヨーグルトもあって、健康的だから。さらにクロワッサンが好きなので。

しかし、走ったあとって、不思議に健康志向になります)

内省の時間として、一人で走るのもいいものですが、

みんなでワイワイ走るのも、また違った魅力があっていいですね。

来週も行なう予定なので、

起きる瞬間はつらいけれども、この爽快感は

クセになりそうです(笑)。

ランニングは心と体の体質改善

(掲載日:2013年7月25日)

『挫けない力』の主要テーマは、

思い通りにいかない現実に直面しても折れたりせず、

またチャレンジをするレジリエンス(復元)力を身につけること。

 

挫折経験の大きさにもよりますが、

本当に落ち込んでいる時には、

精神論やポジティブシンキングだけではなかなか

うまくいかないものです。

 

また、本当に大変な時に、ランニングなんて

やる余裕がない…という声もあると思います。

 

だからこそ、事態が悪くなる前や

挫けやすい状況に陥る前に、ランニングを習慣化することが

非常に重要になると思います。

 

ランニングを始めることのハードルの低さや、

始めるコツ、継続の仕方については、

本書に詳しく載っていますので、これから走ろうかな

と考えている方にはぜひ参考にしていただければ幸いです。

 

心で心はコントロールしにくい。

だから、体から心にアプローチしていく。

それも、ルーティンとして、つまり習慣化されていれば

無意識のうちに、心が整い、効果が出ているものです。

 

話は変わりますが、

日本の文化は、昔から型や形式を重要視してきました。

そこには理屈を超えた身体性があります。

 

今日、通勤電車で読んだ本の中で、釈撤宗さんという

お坊さんが書いておられた話が印象的でしたので、

概要を書きますね。

 

昔、大学の講師をしていた釈さんの教え子の利発な女性が

父親を亡くして落ち込んで、授業に出なくなったことがあり

ました。

ある程度の時間がたって、ようやく悲しみから回復し、

話をする機会があった。

 

彼女は、父親を亡くして世界が変わるくらいのショックを

受け、なにもかもが灰色で生きている実感もなかった。

でも、お坊さんが読経をしてくれたとき、

意味はわからないなりに一緒にお経を唱えていると、

ちょっとだけ、昔の感覚がよみがえってきたというのです。

 

お坊さんの話も、聞きましたが何も頭には入ってこず、

今ではその顔も覚えていないけれど、

お経を唱えるという身体的作業が彼女の心を救った…。

これが何を意味するかと言うと、

お経という身体性を伴った形式が、

彼女の心に、ある種の救いをもたらしたということ。

 

これを読んで、ランニングとお経は違うけれども、

身体性そのものという部分では非常に似ているなあということ。

さらに、型や習慣が、どれほど人間の心を救うかということ。

 

脳が暴走しやすい社会では、軽視されがちな身体性を取り戻す

作業として、ランニングを捉えなおすと、

その価値の違った側面も見えてくるような気がします。

 

ランニングブームの背景には、

自覚的ではないにしろ、多くの方がこのことに

気づいているからではないでしょうか。

 

体だけではなく、心の体質改善も可能なランニング。

私も、週に二日のペースは守りながら、

ルーティンとして、末永く継続していきたいと思います。

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『挫けない力』特設サイト 仕事にRunが効く!!
当ブログのご紹介

1月中旬発売予定の『挫(くじ)けない力』(仮)の紹介ブログです。
新着情報、書籍内容の紹介、編集こぼれ話、そして担当編集Fの「過酷…(-_-;)100キロマラソンへの道のり」などを随時更新していきます!
30代~40代のビジネスパーソンの方、特に運動初心者、ランニングに興味のある方必見です。
ランニングやウォーキングなどを、行動科学の「続ける技術」(@石田淳)で、楽しみながら習慣化し、ビジネスでの成果、心身の充実、生きる喜びを一緒に実感していきましょう。

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