「挫けない力」ブログ: 2013年5月アーカイブ
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2013年5月アーカイブ

右肩の痛みが...

(掲載日:2013年7月 1日)

このところ、ふとした時(特に腕を上げる際)

に右肩に激痛が走るようになり、

昨日は、月一くらいで通っているカイロプラクティックで

入念に施術してもらいました。

 

まだ、一定の動作では痛みますが、ずいぶんよくなった。

人の手技だけでこうした不調を治療するカイロの

すごさを改めて感じました。

 

痛みの原因ははっきりわかりませんが、

肩の筋肉は非常に複雑だそうで、不調がでやすいんですね。

これがこじれると、40肩、50肩と呼ばれるものになり、

腕が上がらなくなることも…。

 

私も40肩だろうか…と思っていたのですが、

どうもそこまでひどくはなっていないとのこと。

ただ、この痛みの原因の一つに、姿勢のゆがみがあることは

間違いないようなのです。

 

『挫けない力』の中でも、「正しい姿勢」「正しい走り方」について

白戸さんが解説されています。

この「正しい姿勢」がいかに大切かを痛感します。

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私たち現代人は、パソコンに向かったり、デスクワークが多く、

どうしても猫背になりがち。

これが、首や肩に負担をかけ、肩こりや頭痛、

その他、さまざまな不調となって表われるようですね。

 

私の場合も、肩、特に右肩が前に出ていて(猫背ゆえ)、

それが肩の筋肉に負担をかけているようでした。

さらに、これは推測ですが、

100キロに向けての練習や本番で、

走る時に腕を振るため、そこで肩の筋肉を酷使して

しまったことも一因かもしれません。

 

ランナーの方々の中にも、

膝や腰の痛みをはじめ、さまざまな部位に故障を抱える方が

多いと思います。

一度、走ることの基本中の基本である、

「正しい姿勢」に立ち返って、正しい走りを身につければ、

大きなトラブルは回避できるのではないか、

そんなふうに自分の経験から思いました。

 

あ、あと最後に、信頼できるカイロプラクティックとか整体

とかに通えると、体のメンテナンスが非常に楽です。

客観的に体を診てもらえるので、

オーバーワークや体の歪みなど、

よいアドバイスをもらえていいですよ。

丸の内朝大学「挫けない力」養成クラス第6回(最終回)

(掲載日:2013年7月 1日)

418日から始まった、朝大学の「挫けない力」講座も

いよいよ本日が最終回。

 

初回同様に、『挫けない力』の著者である、

石田淳さん、白戸太朗さんのお二人の総まとめ講義でした。

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(講義前、新丸ビルから東京駅を見下ろす石田さん。

決まってます!)

 

石田さんからは、先週の宿題の確認と、隣の席の人に発表。

さらに、マインドについてのお話。

「思考は言葉であり、言葉は行動である」

この言葉、いつ聞いてもいいですね。

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これを「見える化」する意義など、さまざまな継続のコツと共に、

いかにプラスの言葉を多くするかなどについてのレクチャー。

とにかく、楽しみながら負担にならないように始めることが

重要とのことです。

 

輪ゴムや、クリップを使う、メンタルを「見える化」する

方法も伝授されました。

『挫けない力』では、90から93ページ当たりに該当します。

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白戸さんからは、正しい姿勢・正しい動きの重要性の再確認。

練習の記録をちゃんと取る、大会に申し込むなど、

ためになる話がたくさん出ました。

やりたいことがあっても、

「いつか…」と思っていては、永遠に「いつか」で終わってしまう。

本当に、そうですね。

 

最後に、受講者3名ほどにランダムで今回の講座を受けての感想

を発表してもらいました。

みなさん、すごく吸収していらっしゃって、

なぜか、私が感激しました。

 

「やりたいことがたくさんあって、中途半端になってしまう」

という人には劣後順位の話が非常に参考になったようですし、

「語学は苦手だけれど学びたい」

という人にはあまり無理をせず、スモールゴールとラストゴール

を設定することの意義など、継続の方法がすごくためになった、

などなど、この講義がすごく刺激になったようでした。

 

とにかく、『挫けない力』のエッセンスが、ぎゅっと詰まった

この講義。

編集担当の私も全部出席させていただいて、あらためて

勉強になりました。

 

最後に、石田さんから私にも発表を促され、

「え!」という感じでしたが、

思ったままを話しました。

もっと気の利いたことを言いたかったけれど、仕方がない(笑)。

 

締めくくりに石田さんがおっしゃったのは、

何かを始めるためのコツは、

「とりあえずエントリーボタンを押す」ということ。

これは多くの受講者の心に刺さったように感じました。

あまり複雑に考えると、前に進めない。

できない理由を探してしまうからです。

 

今日、初めて聞いたエピソードでしたが、

石田さんがサハラマラソンにチャレンジしたときも、

飲みの席で、勢いでみんなで出ようと盛り上がり、

その内容についてはあとで知ったとのこと…まじで?

みんな大いにウケていました!

 

うまくまとめきれませんが、この講義が受講者の方々の

これからに、大きくいい影響を及ぼすことを信じたいと思います。

もちろん、私にも。

そのためには、まずは行動ですね。

 

ちなみに、講義はこれで終了ですが、

有志が集まり、あと2から3回くらい、自主的早朝皇居ラン

なども開催予定ですので、その模様もまたアップできたら

したいと思います。

 

石田さん、白戸さん、早朝から何度もお疲れ様でした。

また、クラス委員のじょいまんさん、マリーさん、

いつも細かな気遣いとフォロー感謝!

朝から、講師、受講者になんとも言えぬよい空気感が

あったことが印象的でした!

丸の内朝大学「挫けない力」養成クラス第5回

(掲載日:2013年7月 1日)

さて、本日は先週に引き続き石田淳さんの座学でした。

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(新丸ビル10階からの東京駅。まだ7時前で、人の姿もまばらです)

あっと言う間の1時間。

もっと話が聞きたいと毎回思いますが、

こればかりは仕方がありません。

 

受講生の方の中には、ホノルルトライアスロンを完走

された方もいて、その報告などもありました。

それにしても、トライアスロンとはすごい!

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(宿題の発表もあり…汗)

今回は、より踏み込んだ継続の仕方について。

行動科学マネジメントの第一人者から直接指導を受けられる

のはかなり幸せだなと思います。

 

前回と同じく、参加型の講義なので、気が抜けません(笑)。

今回は、実際に継続したいことを一つピックアップし、

行動契約書を書き、さらに隣の人に宣言するとともに、

サポーターとして署名してもらいます。

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(何をピックアップしたかの発表も。みなさん、語学の習得や資格勉強、

ランニングなどさまざま)

私が何をピックアップしたかというと、将棋の勉強です。

小社には将棋部があり、他社の方々もいらしてくださり

盛況です。

 

しかし、肝心の主宰会社社員の私は、ほぼ最下位の実力。

職業団体戦も年に2度ほどありますので、

みんなの足を引っ張らないようにしなければ…。

同僚のマネージャーからもプレッシャーを受けていますし。

 

まずは週に2回、20分間詰将棋をすることにしました。

場所は、通勤電車の中です。それも、頭がフレッシュな朝。

達成のご褒美は、スロットを打ちにいくこと。

できなかったときのペナルティは、難解な哲学書を読むこと。

 

さて、どうなりますか。

それにしても、実際に行動契約書を作ってみると、

俄然、意識が違ってきますね。

 

石田さんが何を指示されたかというと、その契約書を

まず、写メして、携帯の待ち受け画面にすること!

なるほど、確かにメールなどの度に、

継続の目標を意識できます。

 

今回はあくまで授業の一環なので、期限は来週までという

ハードルの低さ。

でも、習慣化には3か月は必要とのこと。

3か月後、将棋の腕が上がっているといいなー。

 

今日も早起きで、朝から脳にいい刺激!

昨夜のアルコールが少し残っていますが、気分はすっきり。

さあ、一日頑張ります。

ランニングと「マインドトーク」

(掲載日:2013年7月 1日)

『挫けない力』では、ランニングの効用をさまざま挙げています。

中でも、大きな効用は「内省の時間」を持てること。

「内省の時間」とは、自分と向き合う時間です。

では、具体的にどう自分と向き合うのか。

私の週末ランニングを例に考えてみます。

 

土曜日の夜、21時に家を出て、今回は1時間半ほど走りました。

体はもっと走りたい、という感じで快調ですが、

左ひざの辺りにやや疼痛が…。

ほぼ、100キロのダメージは抜けてきましたが、

まだ、若干残っているのを感じます。

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(近所の新しい道は最近のお気に入りのランニングコースです。最近は、歩道と

自転車の道が分かれていて、親切設計)

私が週末に走る時、1時間より2時間が個人的にベストの時間

と感じています。

疲労の具合はもちろん、自分と向き合う時間として、

1時間より2時間はほしいというのも理由の一つです。

 

走っている時に何を考えているのか?

これは、多くのランナーが(多くの場合皮肉交じりに?)

訊かれることです。

…つまり退屈だろう、と。

 

マインドトークをご存知でしょうか。

自動語とも言われ、人間は心のなかで常に言葉を浮かべています。

ほぼ、無意識にさまざまな言葉が頭のなかに溢れているのです。

なんと、一日に6万から7万語もの言葉が浮かんでくると言います。

 

「ベルリン天使の詩」という映画がありましたが、

ここにも、マインドトークが出てきます。

主人公の天使は、人間には姿が見えませんが、

公園や図書館などで、孤独そうな人々に寄り添い、

心の声に耳を傾けます。

それは、孤独さを抱えて生きる都市生活者の口に出される

ことのない言葉。

 

走っている時には、自分のマインドトークをずっと聞く

ことになります。

普段は、人と会話したり、作業をしたり、

常に外界に意識が向くので、

心の言葉は、ほとんどが無意識のなかに沈んでいきます。

 

ちょうどいいペースで走っていると、

この無意識に沈み込みそうな言葉が、かなり輪郭がしっかり

して、質量をもつようになります。

よく、「自分と対話する」といいますが、

この「対話」とは、自らのマインドトークを意識して、

それについて、自分なりにまた考えるということなのでは

ないでしょうか。

「刺激」に慣れ過ぎてはいないか

(掲載日:2013年7月 1日)

私たち現代人は、化学調味料や

味の濃いもの、塩分の強い物を食べ過ぎて、

素材本来の味を忘れてしまっていると

よく言われます

 

確かに、外食は塩辛いものが多く、薄味のものを食べても

「おいしい」と感じにくいようです。

私はラーメンが割と好きですが、

「うまい!」と思うのは、どれも味が濃いものばかり。

毎日食べたら、腎臓を悪くしそうなものを好んで食べます。

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(写真はイメージです。本文とは関係ありません)

先日、ふと考えたことがあります。

私の趣味は、前にも書きましたが、「ランニング」と

「将棋」と「パチスロ」。

我ながら、見事にバラバラだな…。

 

パチスロは、いわゆるパチンコのようなもので、

ギャンブルの一種です。(正確にはギャンブルではないらしい)

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(これがパチスロ。きらびやかでしょ?写真は田舎に帰ったとき、私の打っていた

台がたくさん出て、悪友に打たせているところです)

なぜ、私がパチスロを打ちたくなるのか、

まさに、パチスロを打ちながら探っていると、日常では

なかなか感じられない、強い刺激にはまってしまうからだ

と思い至りました。

 

あの当たりの瞬間、リールに7が揃う時の至福。

ARTという当たりに入って、

ゲーム数を上乗せした時はアドレナリン大放出!

出たコインをドル箱に移し替える優越感…。

あ、打ちたくなってきた。

 

…取り乱しました。

勝っても負けても、打ち終わったあとは、

一種の興奮状態です。

そして、ふと周りのいろいろなことが色あせて感じることが

あるのです。

祭りのあと、なんだか虚しい気分になるのに似ています。

 

私は、パチスロも、味の濃いラーメンも否定しません。

どちらも、大好きだからです。

ただ、うまくつきあえば人生の喜びの一つであるものも、

つきあい方を間違えると、さまざまな副作用があることも事実。

 

強すぎる刺激は、体にも心にもあまりいい影響を与えない

のではないでしょうか。

もちろん、たまになら、いやたまにだからこそいいのだとは

思いますが。

 

そこで、ランニングとパチスロの対比です。

(将棋については、また長くなりますので、またの機会に!)

パチスロが味の濃いラーメンとすると、

ランニングは家庭料理、あるいは素材を活かした

ちょっと高級な日本料理のような気がします。

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(ランニングは料理にたとえると和食?写真は今年の板橋cityマラソン)

ランニングは決して刺激の強い喜びをもたらしてはくれません。

でも、高級な日本料理のように繊細で、素材の味を活かします。

家庭料理のように、安心できて継続的に食べたい味なのです。

 

人間はおそらく、強い刺激に慣れてしまうと、

本当はそこにある、味わい深い滋味を見落とすようになりがち

なのではないでしょうか。

そして、現代は、パチスロに限らず、

人間の欲望を刺激し、興奮させる商品やサービス、情報に

満ちています。

 

『挫けない力』にもありますが、

石田さんがサハラマラソンに出場し、情報から遮断された

なかで、本当に生きていく上で大切なことがわかったと

書かれているように、私たちにとって大切な情報は実は

それほど多くないのかもしれません。

 

強すぎる刺激、

情報や物品、押しつけの価値観などに振り回されず、

それぞれの人が、それぞれの生活、命を大切に味わう。

なんだか、ランニングは、そういう意味でも

情報のデトックス効果があり、

本来の自分を取り戻す契機にもなると思うのです。

 

ここではランニングと書いていますが、

いわゆるエンデュランス系といわれる有酸素運動は、

すべてその効果が大きくあるようです。

 

…しつこいようですが、私、スロットを止めるわけでは

ありませんよ。

ハレとケではありませんが、やはりハレも必要ですから。

まあ、財布と相談しながら、という条件付きではありますが(笑)。

 

とにかく、この「刺激」とはうまくつき合って、

生きることがより深く噛みしめられるようになりたいな、

と思う編集Fでした。

昨夜のスポーツジムで有酸素運動の効果実感!

(掲載日:2013年7月 1日)

昨夜は19時半に仕事を切り上げ、会社を出て

地元のスポーツジムへ。

正直、まだ疲れがたまっている感じで、やや億劫でした。

 

20時半にジムに入り、着替えて、ストレッチ。

考えてみれば、3週間くらい来ていませんでした。

100キロ前はあれほど頻繁に通ったのに…。

 

まずはランニングマシンで30分走りました。

それにしても、ジムのマシンって、時速10キロに設定すると、

異様に早く感じるのは私だけでしょうか?

最初から10キロに設定した手前、誰が見ているわけでもない

けれども、意地でそのまま走りましたが、

ちょっとオーバーペース気味。

 

…私のフルマラソンのタイムは、ちょうど平均10キロペース

ですが、あのスピードで4時間少し走れるわけがないな、

と思えば、マシンのスピードが正確なのかどうか、

疑いたくなりました(笑)。

 

その後、バイクを30分。

結構、大量の汗を流しました。

筋トレもしたかったけれども、欲張って疲れすぎても

いけません。

 

で、風呂に入ってサウナに6分。

久々に体重計に乗ると…。

なんと、70キロ台をキープ! これには驚いた。

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100キロ後は、走る量は十分の一くらいに減り、

出来るだけ避けていたスナック菓子やチョコレートなども

かなり食べるようになったはずなのに…。

 

予想としては、73キロくらいに戻っているのかな、

と思っておりましたが、ふむ、半年以上かけて徐々に

トレーニングをしてきた成果でしょうか、

リバウンドはしにくいんですね。

ちょっと感激。

 

しかし、相変わらず、家に帰って食事をとると、

22時半過ぎ。これはマズイですね。

さらに、ビールがうまいんですよ。サウナの後は特に!

 

ダイエット効果はこれくらいにして、

月曜からのダルさ。

これが今日は見事に解消していました!

私としては、こちらのほうが嬉しいことです。

やはり、適度な有酸素運動は、効果があると、

自分の体で実感しました。

 

しかも、今日は朝大学でしたので、5時に起床。

これまた意外に目覚めがよく、

睡眠時間は4時間ほどでも気分はスッキリなんです。

 

不定愁訴のような症状は、心も弱らせるものだと思います。

症状がひどくなければ、

軽い有酸素運動をしてみてはどうでしょう。

もちろん、病気の場合があるので、医師の診断を受ける

ことが前提ですが。

 

ダイエット効果とリフレッシュ効果、

この二つを実感し、ランニングの素晴らしさを

さらに多くの人に伝えていきたいと決意した編集Fでした。

丸の内朝大学「挫けない力」養成クラス第4回

(掲載日:2013年7月 1日)

さて、本日は石田淳さんの座学でした。

サハラマラソンの写真なども見せていただき、

1時間という短い時間ながら、盛りだくさん。

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(受講生のみなさんは、早朝から熱心に聞き入っていました。朝日の入る

新丸ビル10階、エコッツェリアは、気持ちのいい学びの場所)

715分から815分まで、中身の濃い1時間でした。

受講生のワークもあり、チームで自己紹介し合ったり、

行動の細分化をしてみたり。

あらためて、行動科学マネジメントの奥深さを認識。

 

ワークがあると、受動的に講義を聴くだけではなく、

参加意識が高まり、とてもいいですね。

頭だけ、視覚だけ使っていると、印象が希薄になりがち

ですが、声を出したり緊張感が高まることで、

講義の内容に深みが増し、立体感が出てきます。

 

早くも、来週の講義が楽しみです。

あ、宿題も出ていて、これもちゃんとやっておかねば。

 

5時起きでしたが、あまり眠くありません。

どちらかというと、気分は爽快です。

 

私は会社のある九段下に戻り、

プロントで朝食。

朝食が外食というのは、たまにはいいものですね。

もっとも、昼食も外食なのですが。

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クロワッサン好きな私は、このセットを注文。

サラダもあるし、ヨーグルトもあって、

なかなか健康的です。

あとは、スクランブルエッグがあれば、最高です。

 

さて、いつもより1時間早く、仕事に向かいます。

早起きは三文の得。

仕事も捗りそうです!

あれ、5月病になっちゃった?

(掲載日:2013年7月 1日)

昨日は暑い日でしたね。

朝夕の寒暖差が激しく、日によって暑い日と肌寒い日が

目まぐるしく入れ替わっています。

皆さんは、体調大丈夫ですか?

風邪にはくれぐれもお気をつけくださいませm(__)m

 

少し前に5月病のことを書きましたが、この時期になぜ

心身の調子が悪くなるのか、

以前のブログでは思い至らなかった原因に気づきました。

まあ、あくまで仮説ですけれど(笑)。

 

というのは、実は今週、私自身が月曜からどうも体がだるく、

睡眠をそれなりにとっているにも関わらず、

疲れが抜けない自覚があるからです。

なんだか、気持ちも重くなって、仕事にも影響してきますね。

イマイチ、やる気が湧いてこない…。

 

あれ、自分も5月病になっちゃったのかな?

と思っていましたが、考えてみますと、どうもこの寒暖差に

体がついていっていなくて、疲れが蓄積しているようです。

なるほど、この気候も5月病の原因の一つではないかと

思い至りました。

 

『挫けない力』編集担当が5月病ではマズイ(笑)。

100キロ後、週一回のペースになったランニングですが、

そろそろ週二、三回にする必要を感じています。

というわけで、今夜は久々のスポーツジムへ行く予定。

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(今日はスポーツバッグで出勤。バッグはつくばマラソンの

参加賞。2007年とは…)

そういえば、100キロ後は、週末外を走るだけでしたので、

スポーツジムには行っておりませんでした。

折角、会費を払っているわけですし、

利用しない手はありません。

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(これは、この前、100キロの練習の一環として出場した板橋cityマラソンの

参加賞のタオル。つくばマラソンから5年半も経っていたんです。かなり久々の

大会出場だったんだなあ)

ランニングマシン以外にもいろいろな有酸素運動のマシンが

あるので、飽きることもありませんし。

 

私は仕事が早く終わると、飲みに行ったり、たまには私の趣味の一つ、

スロットを打ちに行ったりしています。

たまの息抜きならいいのですが、

アルコールもギャンブルも、中毒性があるのが難点。

あまり深くはまってしまうと、怖いですよね。

…と、いいつつ止められないから、困るんですけれども(笑)。

 

いや、上記の趣味を否定はしませんし、息抜きとして

今後も楽しみますけれども、

スポーツジムでリフレッシュ、というのも肉体的にはもちろん、

精神的に大変有効ではないかと思います。

 

有酸素運動で、このプチ5月病を吹き飛ばし、

心身ともにベストの状態で、前向きに仕事に取り組んでいきたい、

そうすることが、生きる上での楽しさになりますし、

質を高めるような気がします。

 

まずは、今夜、1時間ほど汗を流してきます!

マラソン大会に出場して「ゴール感覚」を掴む!

(掲載日:2013年7月 1日)

私が実際にマラソン大会に出て、

素晴らしいなあと思うのは、

「ゴールがある」こと。

私が実際にマラソン大会に出て、

素晴らしいなあと思うのは、

「ゴールがある」こと。

 

 

…当たり前です(笑)。

ゴールのないマラソンなんて成立しませんよね。

確かにそうです。

 

でも、ビジネスにおいてこの「ゴール」を明確にするのは、

実際、なかなか大変ではないでしょうか。

 

 

自分一人のゴールなら明確に設定できても、

チームで動いたり、さまざまな利害関係や

パワーバランスなどもあり、

何をゴールとするのかは

会社そのもののビジョンとも関わってきて

容易ではないでしょう。

 

マラソン大会では、競技として出場する選手や

タイムを狙う人以外、

目的は無事に完走すること、

つまりゴールすることだと思います。

非常にシンプル!

 

 

そして、ランナーにとって、

ゴールとは「目標」であると同時に、

「希望」「救い」でもあります。

 

 

大会で走るときは、普段走るときとは違って、

ペースを上げて走るので正直つらいものです。

 

でも、そのつらさに耐えられるのは、

つまるところ、ゴールがあるから。

 

どんなに苦しくても、数時間後にはゴールにたどり着いている。

その確信があるからこそ、

人は、肉体的・精神的な痛みを

そのまま受け入れ、ひたすらゴールを目指すことができます。

 

 

ビジネスで思うようにいかない、ミスをした、

あるいは上司や部下、取引先との人間関係がうまくいかない。

こういうとき、人は簡単に挫けます。

かく言う私自身がそうです!(自慢するほどではないけれど)

 

でも、どこかに突破口はあるはず。

そして、前回書きましたが、ランニングで培った

自らの状況を「客観視」する力があれば、

問題を発見でき、その問題解決に向けて方針が定まり、

改善のための行動が迅速に起こせます。

 

 

加えて、ゴールが明確に設定されていれば、

挫折経験も、ゴールへ向かう一里塚。

むしろ「バネ」に変えることができる。

 

 

大会に出場するのをお勧めするのは、

この「ゴール」の感覚が、ビジネスでも非常に役に立つ

のではないかと思うからです。

ビジネスのゴールは、マラソンを喩に出すと、

人によってそれぞれで、状況・キャリアによって、

5キロ、10キロ、ハーフ、フル、など多様でしょう。

 

そして、ゴールそのものには優劣などなく、

それぞれの、ゴールをくぐること、

それこそが非常に大切なことなのだと思います。

 

 

ビジネスにおけるゴール設定は非常に難しいものですが、

マラソン大会に出場し、ゴールする経験を重ねるうちに、

やがて明確なゴールが見えてくるように思います。

ゴールをくぐる経験を重ねると、

常に、日常のなかでもゴール感覚が研ぎ澄まされてくるからです。

 

 

最後になりましたが、

石田淳さんが提唱する行動科学マネジメントでも、

この「ゴール」を実行・継続・達成の大切な要素とされています。

何事もまずは「スモールゴール」を設定し、

ハードルを次第に上げて「ラストゴール」に至る。

 

ゴールって本当に大切ですよね。

これを書きながら、自分でもその大切さを

今更ながら再認識しました(笑)。

『ザ・ゴール』はまだ読んでいないのですが…。

私ごとながら、仕事上、個人的ゴールは明確なのですが、

会社全体のゴールとなると、なかなか…難しいですね。

 

 

でも、個人的なゴールが、

やがて全体のゴールに結びついていくのもまた、

間違いないことではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

走ることは「瞑想」?

(掲載日:2013年7月 1日)

村上春樹さんの新刊を読んでいてふと気づいたこと──。

 

100万部をあっという間に超えた

『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』。

もうお読みになった方も多いと思います。

村上春樹さんの新刊を読んでいてふと気づいたこと──。

 

100万部をあっという間に超えた

『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』。

もうお読みになった方も多いと思います。

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私も愛読者の一人で、彼のほとんどの作品を読んでいます。

個人的な好みでは初期の作品のほうが好き

 

村上さんの本は、家でじっくり読むことが多いのですが、

最近はどうも家で本を読む習慣がなくなってしまい、

通勤電車の中で読み始めました。

 

まだ50ページほどしか読んでいませんが(笑)、

すでに物語の中に引きずり込まれるのを感じています。

 

今日、通勤電車の中で印象的な描写があって、

ふと、ランニングのことを考えました。

その描写は、多崎つくるの心理なのですが、

村上氏独特の比喩で形而上的な痛みとして描かれます。

多崎つくるはその痛みを、他人の痛みのように、

自分を離れて観察します。

 

多重人格の話にも少し似ていますが、

この経験が今後主人公にどう影響してくるのか、

まだ序盤しか読んでいない私にはわかりません。

 

人間は精神的につらいことがあると、

視野狭窄に陥ったり、現実逃避をしたりします。

これは心の防衛のため。

ただ、仕事においてこれを繰り返してしまうと、

いろいろな齟齬を生んで、さらに状況を悪くし、

負のスパイラルに入ってしまうこともあるでしょう。

 

私は上記の描写を読んで、

ああ、これは村上さんが

サロマの100キロを走ったときの記述に似ている

と思いました。

55キロ過ぎからの肉体的苦痛を、

できるだけ正面から受け止めないように、

マントラを唱え、自分を客観視する。

一種の瞑想状態ですね。

 

この記述には、私自身100キロ挑戦中、

どうしようもなく苦しくなったときに実践しましたし、

大きな励みになりました。

つまり、『挫けない力』にもある、

「認知を変える」作業を、

無意識のうちにやっているわけですね。

 

普段のランニングでも、走り始めは

息が整わず、心拍も急に上がるのでややつらいもの。

でも、自分の体と心と向き合っているうちに、

次第に落ち着いていきます。

 

まさに、一種「坐禅」のようですが、

違うのは、それほど敷居が高くないこと。

ランニングはやる気になればいつでも始められるし、

気軽に「内省の時間」を持つことができます。

 

「認知を変える」のは、なかなか難しいものです。

心の問題に心でアプローチするのは非常に難しい。

だから、昔から、心の安定を目指すのに、

呼吸法や坐禅を組むということが行われてきたのでしょうね。

 

ビジネスで、認知を変えるのも難しいと思います。

普段から、ランニングの習慣や大会出場などで、

「認知を変える」力がつくのではないでしょうか。

 

つらいとき、挫けそうなとき、

「認知を変える」ことができれば、

マイナスをプラスに変えることが、あるいは

そのきっかけを掴めることができると思います。

 

「走ることは気軽にできる瞑想」

長々となってしまいましたが、

村上春樹さんの新作を(スポットで)読んで、

ふと気づいたことでした。

 

普段のランニングでも、走り始めは

息が整わず、心拍も急に上がるのでややつらいもの。

でも、自分の体と心と向き合っているうちに、

次第に落ち着いていきます。

 

まさに、一種「坐禅」のようですが、

違うのは、それほど敷居が高くないこと。

ランニングはやる気になればいつでも始められるし、

気軽に「内省の時間」を持つことができます。

 

「認知を変える」のは、なかなか難しいものです。

心の問題に心でアプローチするのは非常に難しい。

だから、昔から、心の安定を目指すのに、

呼吸法や坐禅を組むということが行われてきたのでしょうね。

 

ビジネスで、認知を変えるのも難しいと思います。

普段から、ランニングの習慣や大会出場などで、

「認知を変える」力がつくのではないでしょうか。

 

つらいとき、挫けそうなとき、

「認知を変える」ことができれば、

マイナスをプラスに変えることが、あるいは

そのきっかけを掴めることができると思います。

 

「走ることは気軽にできる瞑想」

長々となってしまいましたが、

村上春樹さんの新作を(スポットで)読んで、

ふと気づいたことでした。

丸の内朝大学「挫けない力養成クラス」レポート

(掲載日:2013年7月 1日)

418日から開講した、「朝活」の代名詞的存在、

丸の内朝大学の「挫けない力養成クラス」、

昨夜は、クラスの懇親会でした。

2013-05-08 22.23.12.jpg

大手町のKAITEKI CAFE という雰囲気のいいお店で、

都合のつかなかった方2名以外は全員出席。

講師の石田さん、白戸さんも出席されて、

驚異の出席率で盛り上がりました。

 

私も参加させていただき、受講者の方々といろいろお話を

させていただきました。

みなさん、とても爽やかでフレンドリー。

さすがに、朝大学を受講されるだけあって、

気持ちのいい方ばかりで感激しました。

あまつさえ、この「挫けない力」に興味を持ち、

受講してくださっているので、尚更ですね(笑)。

2013-05-08 22.25.15.jpg

(最後に、白戸さん、石田さんから一言。写真は、石田さん)

皆さん、挫けることとは無縁のように思いましたが、

動機を聞くと、これを機会にランニングを習慣化したいと

いう方が多いようです。

中には、フルマラソン経験者もいらっしゃいますが、

始めたばかりとか、散歩程度という初心者の方が多く、

書籍『挫けない力』の著者二名による、

エッセンスの凝縮した講座は、まさにうってつけだと思います。

 

気がつけば、あっという間に22時過ぎ。

翌朝、つまり今朝は第二回目のフィールドワークで

皇居の馬場先門あたりで、走りの基本を学びます。

私は帰宅すると23時過ぎ。

風呂に入って、すぐに寝ましたが、1時に寝付いて5時に起床。

…寝不足でした(笑)。

 

その割に、気持ちよく朝を迎え、丸の内bikerunへ。

ここで着替えなどを済ませて、

白戸さんと皆さんで馬場先門へ。

皇居ランには時間がなく、走りの基本をいろいろ教えて

いただきました。

2013-05-09 07.53.37.jpg

(具体的で的確な白戸さんの指導。姿勢の大切さや足の運びの基本が

初心者にもとてもわかりやすい)

白戸さんの指導は、とても具体的でわかりやすく、

飽きさせず、楽しんで技術を習得できます。

さすがだなあ、と思いました。

 

100キロを経験した私ですが、改めて走りの基本を学ぶと、

いかに我流の走りであるかがわかります。

まずは姿勢を正し、骨盤を意識して、足を運ぶなど、

できているべきことが、意外にできていなかったりするんです。

フルマラソン、4時間切りを目指す私にとって、

大きな学びをいただきました。

 

そして、長く続けることだからこそ、

正しいメソッドを学んで、故障やケガをしないように

することが大事だと再確認。

2013-05-09 07.58.06.jpg

(骨盤で歩く練習。ちょっと怪しい集団?ですね)

それにしても、今日も天気に恵まれて、

朝の清廉な空気を吸い、緑の多い皇居周辺で

パワー全開、さて、今日も一日どんと来い!という感じです。

…多少、眠いのも事実ですが。


次回からは、いよいよ石田さんの行動科学マネジメントによる

「継続」の方法などを学んでいきます。

手前味噌ですが、素晴らしいカリキュラム!

ランニングを習慣化するには最高の講座ですね。

もちろん、書籍『挫けない力』を読んでいただければ、

同じ手法で習慣化に成功できるはずです!

…と、宣伝を忘れない編集Fでした。

5月病に、ランニングが効く

(掲載日:2013年7月 1日)

GWも終わり、当分祝日がないんですね…ちょっと残念!

本格的な春、というより初夏のような強い日差しと、

新緑が目にまぶしいほどの季節。

一年で一番過ごしやすい時期ですね。

でも、この時期に多いのが5月病…。

 

あまり深刻ではないものから、結構深刻なものまで、

同じ5月病といっても一括りにはできない印象があります。

 

5月に心の元気を失う人が多いから5月病。

しかし、なぜ5月になると元気を失ってしまうのでしょうか。

一般的に、4月の年度変わりは人事異動や新入社員の入ってくる

激動の時期です。

学校のほとんども、年度初めである4月に学年が変わりますし、

進級も同様です。

 

人間は環境の変化に弱く、ストレスを受けやすいと言います。

4月の間は、緊張感が持続し、それがいい方向に作用して、

余計な心配ごとをこね回す余裕もなく、

ひたすら目の前のことを追っていますが、

5月に入ると、それなりに環境に慣れてくる。

そこに、GWなど長期休暇が入ると、いっきにタガが外れて

気持ちが沈んだり、学校や会社に行きたくなくなる。

 

…そういう経緯で、5月病を発症する人が多いのでしょう。

かくいう私も毎年この時期はプチ5月病でした。

 

こういう時期こそ、「挫けない力」が必要となりますし、

その力を持っているか試されもします。

 

ところで、人間はリズムの生き物とも言われます。

5月に不調になるのは、GWなどによって、日常のリズムが変わる

ためでもあるでしょう。

確かに、長期休暇はいいけれども、休暇明けが怖いという気持ち、

私にはよーくわかります。

一度できた流れが寸断してしまうと、個人差はあるでしょうが、

私などは、かなり混乱して、以前のペースに戻すのに

一苦労することがあります。

 

仕事においては、フリーでもないかぎり、

このリズムの寸断は付き物でしょう。

GW以外にも夏休み、秋のシルバーウィーク、正月休みなど、

それなりに長期の休みがあります。

リズムが乱れるのが嫌なので、休日中に会社に出て、

急ぎの仕事がなくても、やるべき仕事を見つけて処理しておく、

という方もいらっしゃるかも。実は私もいまだにそう。

 

さて、ここでリズムを寸断させない方法があります!

それは仕事ではなく、趣味を活用するわけです。

『挫けない力』の87ページ、

「違う世界に片足を出しておく」の部分にもつながる

ものがあると思います。

 

心が不調なときほど、ルーティンが効く。

ランニングが習慣化し、いい意味でルーティンになっていれば、

休み中に走ることができます。

この連続性を重んじるルーティン作業は、

休日が分断するリズムの変調を整えてくれるはずです。

 

ルーティンというとネガティブな言葉のイメージもありますが、

心や体を整えるには必要なことではないでしょうか。

有名な話に、メジャーリーガーのイチロー選手の

バッターボックスでのルーティン動作があります。

バッターボックスだけではなく、一日の始まりから、

ルーティンを繰り返すと言いますから、徹底していますね。

一流のアスリートには、ゲン担ぎを含め、

このルーティンを尊重する姿勢が多く見られるようです。

 

さて、ルーティンとしてのランニング、

毎日走る習慣のない私ですが、私の経験からだと、

週二回でも十分効果があるように思います。

そして、白戸さんが本書の中で書かれているように、

ランニングの最大の魅力は「内省の時間」を持てること。

 

この「内省の時間」は、ある意味「セルフカウンセリング」の

時間となるのではないでしょうか。

…イライラしていることがあったり、

何だか怒りが心を覆っていたり、

気持ちがすっきりしなかったり。

…あるいは、なんだか体が重く感じたり、

息苦しかったり。

 

前者の精神的な不調に関しては、ひとりその問題をゆっくり

考え、思いもしなかった自分の意識に突き当たって、

「あれ、僕はこんなことで怒っていたのか」

「ああ、私はあの出来事をそんなに気にかけていたのか」

と気づくことができます。

気づくことができれば、その気持ちの対処もずいぶん楽になる

のではないでしょうか。

後者の肉体的不調に関しては、例えば風邪の前期症状を自覚する

ことで、夜更かしや飲酒のし過ぎを抑制したり、

睡眠不足などに思い至って、体を大切にし、

オーバーワークを抑制する働きがあるでしょう。

 

そして、これらに敏感に気づけるのも、

習慣化できていれば、過去と現在の比較が容易になるから。

これまでの自分のデータを体で覚えているはずなので、

いわゆる縦(過去から現在)の比較ができるわけです。

 

GW明けのブルーになりがちな時期。

ランニングを習慣化しておられない方には、

まず、一度走ってみて、その爽快感を得られてみることを

お勧めいたします。

そしていつか習慣化すれば、長期の休暇によって

大きくリズムが乱され、心も塞ぎがちになる危険性は

ぐっと少なるのではないかと、思います。

 

私自身が、メンタルはすごく弱い人間だと自覚しており、

そんな自分が、あまり精神的に落ち込まなくなり、

動揺しなくなったのも、ランニングの習慣化あればこそ、

と身をもって実感しておりますので…

いや、ちょっと大げさに書いてしまいましたね(笑)。

 

5月病に悩む方の参考に、ほんの少しでもなれば

大変嬉しく思います。

走るって気持ちいい、だから続けられる!

(掲載日:2013年7月 1日)

GWは全国的に天候に恵まれたものと思います。

東京は、ほぼ毎日快晴でした。

(昨日私の家周辺では急に雨が降りましたが)

毎日がランニング日和で、午前中から街中にランナーを

たくさん見かけました。

なぜか、そういう光景を見ると嬉しくなってきます。

 

私は後半の休日4日間のうち、3日と6日に各1時間ずつ走りました。

4日は今までどおり夜に、近所を走りながらコースレイアウトして、

6日は15時くらいに家を出て、これもまた走りながらコースを考えて。

2013-05-03 21.59.27.jpg

(写真がぶれてしまった…)

4日のランニングでは武蔵野中央公園の中も走りました。

ここは、中島飛行機の工場があった場所で、

戦後は米軍に接収されていたようです。

2013-05-06 15.56.47.jpg

(新しい道が出来て、広くなった交差点。昼間走ると、夜とは違った気持ち

よさがありますね)

6日は近所にできた新しい道を中心に走りました。

きれいで、広い道はなかなか走りやすくて

走っていて気持ちがいいものです。

どこまでも走りたくなるような感じ。

ただ、この日は夏のように暑くてややバテましたが…。

2013-05-06 15.58.42.jpg

(新しい道は格好のランニングコース。公園もあって、親子連れが多いのもなんと

なく、ほのぼのした気持ちになります)

6日はできれば2時間走ろうと思っていたのですが、

もろもろの事情で1時間に。

1時間走るのも気持ちいいのですが、

これまでの経験上、私的に一番ちょうどいいなと感じたのが、

2時間という時間でした。

 

1時間ではやや走り足りなくて、3時間ではややダメージが

残りますし、精神的にもややキツイ。

2時間は、それなりに疲れが残りますが、

精神的にさほどキツクはなく、

むしろ、走りきったという充実感が得られる。

 

二日間ランニングを純粋に楽しんでみて、

私と、ランニングとは一生の付き合いになると再認識しました。

走ったあとの充実感や爽快感はほかに得られるものがなく、

気分のよさが持続するのも魅力。

本当に、体も心も軽くなるのを実感します。

 

私は毎日走るような、本物のランナーではありませんが、

週末や、平日の夜など、自分の時間に合わせて、

この走るという行為を自分なりのペースで楽しみながら

続けていこうと思います。

 

走ることで、肉体的・精神的にどれだけのいい影響を受けて

いるかと思うと、むしろ、もし走っていなかったら、

今頃、私は心身ともに今のように健康でいられるのかと

ちょっと不安にもなります。

でもそれはネガティブな発想ですね。

 

ともかく、気持ちいいから、気分がいいから続ける、続けられる。

嫌なことはなかなか続きません。

非常にシンプルです。

 

ランニング大会などをモチベーションにしながら、

今後もランニングと永い付き合いを続けていくことを

誓った編集Fでした。

走ることの原点を見直す

(掲載日:2013年7月 1日)

明日からGW第二部ですね。

天気予報によると、晴天が続くらしく、絶好の行楽日和。

私は、おそらく近場で家族サービスかな(笑)。

 講座イメージ写真.jpg

この四連休、何回走れるかはわかりませんが、

100キロの疲れも抜けてきているので、走ることを密かに

楽しみにしています。

 

昨日書いたブログ、あとで読み返してみて、

あれれ、やや傲慢だったかな、と反省しました。

フェイスブックで、塩澤さんからご指摘いただきましたが、

100キロ完走できたのに、さらに高望みをしている自分を

顧みて、感謝が足りていないような感じですよね。

 

結果として、完走できたことはすごく喜ばしく

素晴らしい経験になったことは間違いありません。

ただ、それで安心するのは何か違うような気がしたのです。

言わば、祭りのあとの寂しさのようなものを

無意識に感じているのだと思います。

 

ただ、後悔はよくないですね。

実際、あの時、自分にできること、さらにスタート地点に

立つまでにやるべき積み重ねの努力はやってきたのだから、

95キロから歩いてしまったとはいえ、それはそれとして

真摯に受け止め、まずは、完走を素直に喜ぶ。

 

その喜びこそが、もしかしたら新たな「善い方向の」目標を

生み出すのかもしれません。

後悔から生まれる目標よりも、喜びから生まれる目標のほうが

健康的な気がします。

 

世の中にはさまざまな境遇の方がいて、

世界に目を向ければ、紛争や飢餓もある。

ランニングを趣味にするということは、

実はすごく恵まれた環境にあるということだと思います。

100キロを走れる健康と、それに向けて準備ができた環境、

応援してくれた方々すべてに対し、まずは感謝、です。

 

そして、このGW、走ることの喜びを見直してみようと思います。

原点に帰って、

走ることの有り難さ、

走ることの気持ちよさ、

走ることの効用について、

体で再認識してみます。

 

書籍『挫けない力』は、この走ることの習慣化を通して、

人生の質を上げることを提示し、推奨しています。

もう一度、この本の原点に帰って、

走ることの魅力を実感してきます。

富士五湖100キロチャレンジマラソン挑戦後記

(掲載日:2013年7月 1日)

100キロ挑戦から早いものでもう10日が経ちました。

月曜は会社をお休みして家で静養。

急ぎの仕事があれば出るつもりでしたが、

休んで正解。大正解!

あれほどの下半身の筋肉痛は初めての経験でした。

立ち座りにすごい時間がかかりました。

 

火曜、痛む足を引きずりながら会社に出ると、

みんなから祝福をいただき、照れくさいやら、嬉しいやら。

その後も、ライターさん、イラストレーターさんなどの

外部スタッフの方たちからも「おめでとう!」「すごい!」

と言葉をかけていただき、感謝の思いで満たされ…。

 

営業のTさんは、早速、じゃあ、次はどの100キロに出る?

などとけしかけてきます。

Tさんも、100キロに出場したい気持ちが高まっている様子。

…ただ、正直いまはまだ二回目のチャレンジなんて

考えられません。

 

実は、帰りのバスの中、一緒に走ったT君とこのことについて

話していました。

「絶対Tさんは、一緒に出ようと言うな」

「じゃ、お前一緒に走れよ」

「いや、お前が一緒に走ればいいじゃん」

と、まあこんな会話が交わされたわけです。

T君は、さすがにこの距離はコリゴリだと言いましたが、

やや経ってから、

「もう一回くらい出てもいいかな…」

と、意外なことを口にしました。

で、これは自分でも意外だったのですが、

「確かに…。俺は13時間切りたかったのに、最後はなんか

自分に負けたみたいになった。

85キロくらいから、意識したわけじゃないけど、

女性のランナーと抜きつ抜かれつしていて、

95キロからの上り坂を、彼女が走っていったとき、

負けた、とうより、拍手をしたい気分で見送った」

などと話していました。

 

結局、でも当分、走りたくないということで

話は落ち着きましたが(笑)。

ただ、心残りがあるとすれば、95キロ過ぎ。

あの坂道を一歩も走れなかったこと。

これは、私の精神的な弱さなのか、練習でそこまでの

体を作れていなかったのか。

 

完走のあとの、すごい達成感のあとに、

冷静にレースを振り返って、後悔までしているわけです。

…人間とはなんと欲深いもの。

でも、この欲深さが、人間を成長させてくれる原動力かも

しれません。

 

そして今、100キロ挑戦から10日がたって、

若干の虚脱感があります。

仕事など、それなりに忙しく充実もしていますが、

いわゆる日常のなか、達成感の余韻は終わり、

さて、次の目標は…と探しているような感じです。

 

もし、私が体調不良などで完走していなかったら?

次の100キロチャレンジに向けて、

緊張感と気持ちの張りを保っていたことと思います。

リベンジに向けて、失敗から学んで、成功に至るよう、

まさに「挫けない力」で前進し続けていたのではないか、と。

 

贅沢なことですが、チャレンジ挑戦が成功したからこそ、

今後、気を引き締めていかねばとも思うのです。

新たな目標は、なにもマラソンではなくてもいい、

仕事でも、趣味でも、自分が楽しいと感じることができ、

真剣に打ち込むに値するもの。

 

私の場合、仕事がチャレンジそのもの。

でも、まあそれはそれ。

本道は、あくまで仕事ですが、

折角ランニングのいい習慣がついたのですから、

さらに継続させるべく、新たな目標を立てたいと思います。

 

編集F、次はフルマラソンで4時間切りを目指します!

秋のつくばマラソンあたりでそれを達成できればと思います。

カッコよく、100キロ、12時間台を目指せればいいのですが、

…さすがに、今はちょっとそこまで勇気がでません。

 

いずれにしても、一度、未知のことにチャレンジすると、

現状維持バイアスを突き破って、

また、未知のことにチャレンジしたくなるのが人間なのですね。

石田さんのように、サハラや南極まではさすがに

目指せないのですが、私なりに小さいけれども

新たな目標に向かって頑張ろうと思います。

 

最後に…。今回、身をもって思うのは、

何事も、結果ではなくプロセスにこそ価値があるということ。

完走は心から嬉しいけれども、本質ではないように感じます。

目標に向かって挫けたり、迷ったり、真剣に向き合う、

その過程にこそ、真の喜びはある。

頭ではわかっていたことですが、今、体で実感しています!

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『挫けない力』特設サイト 仕事にRunが効く!!
当ブログのご紹介

1月中旬発売予定の『挫(くじ)けない力』(仮)の紹介ブログです。
新着情報、書籍内容の紹介、編集こぼれ話、そして担当編集Fの「過酷…(-_-;)100キロマラソンへの道のり」などを随時更新していきます!
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