本当に大変な状況にあるときに、ランニングなどできない? - 「挫けない力」ブログ
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本当に大変な状況にあるときに、ランニングなどできない?

最近、練習などで走っていて、ふと頭に浮かんでくること──。

経済的、精神的、時間的にまったく余裕がない人が

ランニングをこうして習慣化することができるのか、ということです。

 

その度合いにもよると思いますが、本当ににっちもさっちも

いかない人には、なかなか難しいことだと思います。

多くの問題は、お金が解決するのでしょうが、

こころの病など、重篤になるほど、お金でも解決できない

非常に難しい問題が人生にはあると思います。

 

ただ、多くの方はそこまで追い詰められる前の段階で、

さて、どうしたものかと悩み、元気を失っているのでは

ないでしょうか。

 

厚生労働省によると、うつ病の予備軍は100万人を超えると

いいます。これはすごい数字です。

それだけ、大変な時代に私たちは生きているのだと実感します。

 

『挫けない力』のなかで、石田さんはランニングが人間の「認知」を

変える素晴らしいツールであることを力説されています。

 

また、「逆境」にもさまざまあって、生存に関わる危機もから、

ちょっとした人間関係の行き詰まりまで、すごく広い範囲で

私たちはその言葉を使います。

 

逆に言えば、それだけ「認知」が、現実をそれぞれ解釈して

さほどの危機でないものを、危機と勘違いしたり、

余計な心配をして元気を失っているとも言えそうです。

 

ランニングなどできない大変な状況であるかどうか、

つまるところ、それを決めるのは渦中にあるその人ということ

でしょうか。

人から見て、すごく大変な状況にある人でもランニングを習慣化

する人はいますし、余裕があってもできない人もいる。

 

話は変わりますが、先日参加した板橋cityマラソンの会場で、

スタート前にMCの人がこんなことを言っていました。

「いろいろな方が、いろいろな事情があって、

このマラソン大会に参加されていると思います。

病気からリハビリを経て、参加されている方もいらっしゃるでしょう」

だから、あまり無理をせずに、それぞれのマラソンを愉しんでね、

というような内容だったと思います。

 

私はなんとなく聞き流していましたが、今思えば、

スタート地点に立っていた1万人を超える老若男女には、

それぞれにストーリーがあって、

同じ日、同じ時間に42.195キロという長丁場の

同じスタート地点に立っていたのだ、と実感しました。

なんだか、これってすごいことです。

高揚した会場の雰囲気や、参加者の雑談などを聞いていると、

そんな背景を忘れてしまいがちなんですね。

 

また今日、電車の中で週刊誌を読んでいて、

『シティ・マラソンズ』(三浦しおん・あさのあつこ・近藤史恵)

という人気作家がマラソンをテーマに描いた物語の紹介が載って

いました。舞台は、ニューヨーク、東京、パリ。

それぞれの都市で、人生のスタートラインに立とうとする人間を

描いたものだそうです。文庫版だから、すでに出ていた本でしょう。

 

あ、これは買っておこうと思いました。

ずいぶん昔、村上龍さんの『ニューヨーク・シティマラソン』を読み

ましたが、イメージとしては近いのかな。

 

私は、先日のフルマラソンを

100キロへの通過点、練習」なんて書いていましたが、

人によっては、人生をかけたすごい思い入れのある大会だったかも

しれません。あるいは、それこそ、大病から生還してリハビリを積み、

ようやくフルマラソンに挑戦できるようになった人がいたかもしれません。

ちょっと、私は傲慢だったのではないか、そんなふうに反省しました。

 

話が二分してしまいました。

ただ、どちらにも共通するのは、人は人の数だけその背景があり、

マラソン大会に出場するのも、比較的条件がよく参加できる人、

大きな試練や障害を乗り越えて参加する人、

さまざまなグラデーションがあるということ。

 

改めて、100キロへの自分のモチベーションを振り返った

編集Fでした。

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1月中旬発売予定の『挫(くじ)けない力』(仮)の紹介ブログです。
新着情報、書籍内容の紹介、編集こぼれ話、そして担当編集Fの「過酷…(-_-;)100キロマラソンへの道のり」などを随時更新していきます!
30代~40代のビジネスパーソンの方、特に運動初心者、ランニングに興味のある方必見です。
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