自己肯定感が高い人だから走るのか? 走るから自己肯定感が高くなるのか? - 「挫けない力」ブログ
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自己肯定感が高い人だから走るのか? 走るから自己肯定感が高くなるのか?

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これは去年の年末に小社で行ったアンケート結果。

(下記のページで自由にご覧いただけます 

http://www.seiryupub.co.jp/kujikenai/survey.html

改めて眺めると、とても興味深い結果が出ています。

 

「ランナーは社会的にステイタスが高い傾向があり、

当然、健康面でも恵まれている」

これは事実だと思います。

 

つまり走ることを習慣化することは、経済面も

健康面もいいことづくめ!

 

…ただし、「経済的・時間的に余裕があるから走れるし、

そもそも健康でなければ走れないのではないか」という意見も

当然あるでしょう。

 

まさに「卵が先か 鶏が先か」という感じで、

どちらが先なのかは、正直、私にもわかりません。

 

ただ、自己肯定感に関しては、走ることで確実に高まる

ということは私個人の経験から言えます。

元々、私は自己肯定感が決して高いほうではありませんし、

今も高いとは言えません(笑)。

 

でも100キロマラソンにチャレンジし、完走していく中で、

少し、ほんの少しですが、自分に自信を持つことができました。

 

それは例えば、学生時代にツラい部活に耐えたから、

ちょっとくらいの逆境には負けない…という自信ではなく、

もう少し手触りのある実感です。

 

耐えたことの対価として自信を手に入れるのではなく、

走るという行為を通して、生きることの実感を得、

目標に淡々と近づいていき、達成までのプロセスを

楽しむことができた。

 

そこに、生きることのリアルな手触り、実感を得られた。

そして自分の人生をそのまま受け入れるある種の覚悟の

ようなものが多少なりともできてきたということだと思います。

 

乱暴に言えば、頭でいろいろこねくりまわす理屈ではなく、

実際に行動に移して体で感じることこそ本当に信用に値する

ものだということかもしれません。

「こんなことしてどんな意味があるのか?」

「俺の人生、こんなんでいいのかな」

などなど、さまざまな悩みに対して、

「これでいい」

と受け容れ、とにかく今を肯定して生きていく。

 

そんな基本的なことを身体で感じることができたのは

貴重な体験でした。

 

さらに、朝大学の講義から生まれた

「挫けない力」チームで、いろいろな方と知り合い、

ランニングを通して仲間にしていただくなかで、

当然ながら、皆さん社会的ステータスも高く、

毎日をとても充実させていて、

仕事に趣味に、自己肯定感がとても高い人がほとんどである

ということも改めて知りました。

 

この約1年間の私の経験から、

上記のアンケート結果はごく当たり前に感じます。

 

まあ、どちらが先かについては…やっぱり

わからないのですけれど!

 

もしかしたら、どちらが先かなんてたいした問題ではなく、

走ることで、気持ちよく過ごせる、

この事実だけで本当に充分ではないか、そう思います。

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