医者とホンネでつきあって、明るく最期を迎える方法 - 書籍情報
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書籍詳細

医者とホンネでつきあって、明るく最期を迎える方法
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医者とホンネでつきあって、明るく最期を迎える方法

  • 定価=本体1500+税
  • サイズ 四六判 上製 216ページ
  • ISBN 978-4-86029-410-6
内容紹介

 自分が、家族が、友人が、不治の病になってしまったら......。がん治療・延命治療はどこまで? 医療に最期を任せていいのか? もう治療法がないと言われたら、ただ何もしないで死を待つだけ? そんな戸惑いに答えるべく、現場の医師が包み隠さず医療のできること・できないこと、患者として/患者の家族として後悔しない医師・医療との付き合い方を教えます。

 23年間、患者とその家族と真剣に向き合い、1500人以上の患者を看取ってきた現役医師だからこそ書ける豊富な具体例の数々。著者自身が看取った、治らないがんと宣告された患者さんたちとのエピソードを紹介しながら、幸せな人生の幕引きをするために知っておきたいことを中心にまとめたヒントあふれる一冊です。

目次

はじめに
序 章 医療とかかわりながら大往生はできる
第1章 ほとんどの人は医療とかかわって最期を迎える
[I] 患者にとって医療は敵?
[II] いつか必ず訪れる死に向き合う
第2章 つらさや痛みを取り去る医療にかかわる [I] 誤解されがちな「緩和ケア」
[II] 残り時間の長短にかかわらず、生命の質を上げる医療
第3章 不治の病になっても、あわてない
[I] 患者として準備しておきたいこと
[II] 家族として準備しておきたいこと
第4章 命と医療について考える
第5章 人生の店じまいの仕方を考える
おわりに

コメント

■緩和ケアについて

 緩和ケアは終末期の医療で、「敗北の医療」と揶揄された時代もあったといいます。しかし、2002年にWHOの緩和ケアの定義は改定され、命を脅かす疾患に直面している患者が、その早期であってもかかることのできるケアとなっています。しかも、患者だけではなく患者を支える家族もかかることができます。

 肉体的な痛みや、疾患に伴う身体的問題のみならず、心理社会的な問題やスピリチュアルな問題にも対処する医療です。

 未だに誤解を受けることが多いという緩和ケアは、入院(がん・エイズに限定)・外来・在宅と診療形態を選ぶことができ、健康保険も適用されるため患者にとってコストも高くなりません。

 このように、緩和ケアは「人に寄り添う医療」であり、患者とその家族とのコミュニケーションをすごく大切にしています。ここに、医療者と患者が信頼関係を築く大きなヒントがあります。

 

■本文「はじめに」より一部抜粋

 私は長年、看取りの多い医療現場で働いている医師の一人です。そこで多くの患者さんを診てきて日々感じるのは、患者は医者と完全にわかり合うことはできなくても、同じ方向を向いてホンネで付き合い、信頼関係を構築することができる。そして病状がどのような経過をたどったとしても、人間は医療の力の「後押し」を得て幸せな最期を迎えることができる、ということです。

 この看取りの現場での実際のエピソードやさまざまなケースを紹介することで、読者の方にまずは「安心」していただきたいとの願いを込めて、この本を執筆することにしました。

 病との闘いに疲れてしまった人、病による苦痛や不安を抱えているすべての人に、精神的・肉体的な苦痛を取り除く医療があることを、ぜひ知っていただきたいのです。

 医師や医療スタッフに心を開いて、ホンネで付き合いながら「後悔を残さない明るい最期」をどう迎えればよいのか。

 この本が医療に不信や不安をもつ方に届き、ご自身そしてご家族の最期のときを考えるきっかけ、あるいはヒントとなれば、それほどうれしいことはありません。