ダイアナ妃の遺言

ダイアナ妃の遺言

シモーヌ・シモンズ

イングリッド・シュワード

飯塚恭子

定価
2090円(税込)
サイズ
四六判 並製 288頁
ISBN
9784860293031
発売日
2011年3月23日

内容紹介

この春、ケイト・ミドルさんとの結婚が決まったウイリアム王子。母として誰よりこのウイリアム王子の結婚を待ち望んでいたのがダイアナでした。そのウイリアム、ハリー両王子への熱い思い、夫チャールズとの確執、拒食症になった真相など、親友のセラピストだからこそ心の裡を明かし、「シモーヌ、もし何かあったら真実を語って」と託されたからこそ本書は生まれました。本書はダイアナ妃に関する暴露本ではありません。ダイアナ妃のセラピストによって書かれた一人のクライアントとの実話というのが真実に近いでしょう。ここには恋に落ちれば周りが見えなくなり、追いかけすぎれば逃げられ、騙されたと分かれば号泣する、あまりに女であり、人間味溢れるダイアナの姿に共感される方が多いでしょう。

私自身がダイアナ妃と同年齢であるが故に、もともと彼女の人生にはたいへん興味がありました。並大抵の苦労ではないはずなのに、彼女はぎりぎりの限界にいながらも公務をこなし、自分にしかできないことを探し続けていました。テレビインタビューで前代未聞の不倫告白をしたかと思えば、チャールズとの離婚騒動の最中には公務中に涙してしまったことさえありました。皇太子の愛人問題、自分の不倫問題、そして離婚訴訟にあっても、公務をこなすダイアナの姿はいまなお多くの人々の心に残り、一方で二人の王子である息子の子育てもしっかりとこなしていたことは注目に値します。(「訳者あとがき」より)

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