アイザック・スターン

1920年、ポーランドのクレメネツで生まれる。ナチスの迫害から逃れ、生後10ヶ月でサンフランシスコに移住。6歳でピアノ、8歳ヴァイオリンと出会う。15歳でプロとしてリサイタル・デビュー。17歳で初コンサート。19歳のときニューヨークで行なわれたコンサートが絶賛され、以来、ニューヨークを本拠に世界演奏旅行やレコーディング、映画制作参加など、キャリアを築く。39歳のとき、カーネギーホールの取り壊しの危機に接するや、存続のために先頭にたって闘い、救った男として知られるようになる。20世紀屈指のヴァイオリニストであり、20世紀もっとも愛された音楽家の一人である。