内容紹介
「ひとりぼっち」をテーマとした辞書形式のエッセイ。
「集団」「同調圧力」「空気」に流されない、
「個」としての「ひとり」をときにユーモラスに、ときにシニカルに考察する。
群れるな!危険!
ひとりぼっちで何が悪い。
さびしい?
みじめ?
いやいや、「ひとり」は人間の基本なのだ。
ひとりぼっちだからこそ見えるものがある。
目次
まえがき──「ひとりぼっち」という言葉がさびしすぎる
「あ」行の愛情
「か」行の覚悟
「さ」行の世間
「た」行の愉しみ
「な」行のなるようになる
「は」行のひとりぼっち
「ま」行の紋切型
「や」行の夕日
「ら」行の流行
あとがき──もっと軽く、もっと恬淡に