内容紹介
せわしなく過ぎてしまう毎日の中に「忘れてはいけないこと」はきっとある。
そんなことごとに気付くことができたなら、世界はもっと愛おしい。
ごはんをつくる。ごはんをたべる。風邪をひく。服を選ぶ。本を読む。手紙を出す。手紙をもらう。あたたかな出会い。悲しい別れ…
何気ない日々の手触りを、ゆっくりと感じる喜び。
目次
1部 めぐる季節のなかで
秋
冬
春
夏
2部 忘れたくない
食べる
猫とわたし
3部 ものがたりは行く道を照らす