内容紹介
病に倒れた大島渚氏を15年間にわたって献身的な介護で支えてきた女優・小山明子さん。職業柄、なにかと世間の耳目を集めてしまうことへの葛藤、小山さん自身、介護うつになり入退院を繰り返すなど、危機や困難も多々ありました。それらをどうやって乗り越え「いまが一番しあわせ」と笑える今日を手に入れたのか。愛ある介護をしなやかに明るく実践する大島・小山ご夫婦の日々が詰まった1冊です。今年10月30日に、金婚式を迎えるお二人。寄り添い続けた50年、夫婦愛がつまった、感動のエッセイ集です!
瀬戸内寂聴さんから小山明子さんに寄せられた推薦文
小山明子さんは七十代半ばなのに、五十代の女盛りの美しさに輝いている。
その美の秘訣がこの本に惜しみなく明かされている。
病夫 大島渚への無償の愛と献身こそ、美と若さの妙薬であった!!
目次
・口絵4頁カラー(結婚式の写真、2009年の喜寿のお祝いなど) 大島渚との五十年 私の介護術 自分のリフレッシュも忘れない 家族の絆 特別対談 瀬戸内寂聴さんと語る(生きることは、愛すること) 親子鼎談 大島家のこれまで、これから(長男・大島武氏、次男・大島新氏)