内容紹介
熱いメッセージを発信し続けて、老若男女問わず、多くのファンの支持を得ている書道家の武田双雲さん。本書の見どころは書き下ろされた全36点の雄渾な書と、書と対になっている言葉である。日めくりカレンダーのような体裁にし、「1日の書」から「31日の書」まで、毎日、書と言葉に出合えて、1ヶ月で一巡するようになっている。もちろん、好きな書や言葉を見つけたら、どこから読んでも構いません。新書サイズで小さ目なので、カバンやハンドバッグに入れて持ち歩けるので便利。気分が落ち込んだとき、生きる勇気がほしいとき、平常心を取り戻したいとき……、手に取ってパラパラ眺めているうちにも、素敵な言葉に出合えるかも知れません。
本のタイトル『一日一魂』には、武田双雲さんの切なる願いがこもっている。それは本書を通して毎日1回、魂をこめて何かに取り組むきっかけにして欲しいということ。現代に生きる私たちは、とかく忙しさにかまけ、「今、この瞬間を懸命に生きること」をおろそかにしがち。しかし、双雲さんは、自信をもってこう言い切るのだ。「瞬間、瞬間を大切にして、それが線としてつながったならば、どんなに内容の濃い人生になるだろうか」と……。あなたの人生を彩り、輝かせるために、双雲さんのメッセージが参考になれば幸いである。