のみやま・ぎょうじ 野見山暁治
1920年、福岡県生まれ。東京美術学校(現・東京芸術大学)卒業。応召、満州に従軍。病を得て傷痍軍人福岡療養所で終戦を迎える。52年より12年間、フランス滞在。その間、サロン・ドートンヌ会員、第2回、安井賞。68年、東京芸術大学で教職につく。現在、同大学名誉教授。第26回、日本エッセイスト・クラブ賞。96年、毎日芸術賞。2003年に東京国立近代美術館、2011年にブリヂストン美術館にて「野見山暁治展」開催。文化功労者。著書に『アトリエ日記』『続 アトリエ日記』(共に小社刊)など。