はなりさちこ 羽成幸子
はなり・さちこ●カウンセラー、エッセイスト。1949年(昭和24年)、群馬県生まれ。ヘルパー養成研修講師、ボランティア研修講師。祖父母、父母、姑、身内5人の介護体験をもとに、介護する側、される側の心のあり方をユニークな発想と介護哲学で分りやすく多くの方々に紹介。ともすれば介護一色になりがちな日常を、「わたしの人生の主人公は私」を信念とし、何かをあきらめることはなく、やりたいことは何にでも挑戦してきた。「介護することは、自分の老いのリハーサル」と語り、全国各地で講演。年代問わず多くの人々の支持・共感を得ている。現在、1男3女の子供たちは成人し、親業を卒業。自身の介護を意識しながら、孫育てと夫との共同生活を楽しんでいる。