ノンフィクション

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魂の叫び

魂の叫び

11歳の殺人者、メアリー・ベルの告白
ジッタ・セレニー  著 古屋美登里  訳
  • 定価 2625円〈税込〉
  • サイズ 
  • ISBN 4-916028-67-8

神戸の「少年A」を彷彿とさせる事件が、今から約30年前に、イギリスで起こっていた! 当時、11歳の少女だったメアリー・ベルが4歳と3歳のふたりの幼児を惨殺した事件である。著者は30年間にわたってこの事件を追い続け、刑期を終えて出獄したメアリー・ベル本人の貴重な証言を得ることができた。その驚くべき真実が、今、明らかにされる。

われとともに老いよ、楽しみはこの先にあり

われとともに老いよ、楽しみはこの先にあり

――― リング・ラードナー・ジュニア自伝 ―――
リング・ラードナー・ジュニア  著 宮本高晴  訳
  • 定価 2625円〈税込〉
  • サイズ 
  • ISBN 978-4-86029-248-5

オスカーを2度獲得したリング・ラードナー・ジュニアの回想録である。悪夢の赤狩りの時代、<ハリウッド・テン>に名指しされ、投獄されるも『M★A★S★H』で2度目のオスカーを獲得、復活した男である。父の親友スコット・フィッツジェラルドの思い出、大プロデューサー、デヴィッド・セルズニックの肖像。初のオスカー受賞作『女性№1』で共演したキャサリン・ヘップバーンとスペンサー・トレイシーのスケッチ、『M★A★S★H』で、一躍時代の寵児となったロバート・アルトマンとの確執など、ゴシップもふんだんに盛り込まれた映画ファン必読の本。

山口長男─―終わりのないかたち
池島 充  著
  • 定価 2625円〈税込〉
  • サイズ 
  • ISBN 978-4-86029-204-1

日本の抽象画における先駆的な開拓者の一人とされる山口長男。その画家に肉薄したのが本書だ。著者は元南日本新聞の記者。同紙に「画壇の旅人・山口長男伝」として連載したものに加筆修正した。山口がフランス留学や朝鮮時代の助走期を経て、幾何学形態の抽象へ踏み込んでいく。円や線から直線になり、格子状のかたちから、凸凹のフォルムへ。やがて黄土色と茶褐色の色面が地色の黒を侵食し、晩年には完全な面となっていく。そんな究極の「かたち」を追求し続けた山口の来し方、人となりを、入念な取材を元に描き出した。

三國一朗の世界

三國一朗の世界

――あるマルチタレントの昭和史
濵田研吾  著
  • 定価 2100円〈税込〉
  • サイズ 
  • ISBN 978-4-86029-229-4

ラジオの深夜放送DJの草分けで、テレビ草創期からのアナウンサー、司会者、コメディアン、俳優として活躍した。名エッセイストでもあり、晩年はライフワークの昭和史研究に心血を注いだ。本書では最初のラジオの深夜放送「イングリッシュ・アワー」秘話から、俗悪番組の走り「何でもやりまショー」の失敗談、憧れの山田五十鈴、越路吹雪との夢の舞台共演、そして私淑した徳川夢声への思いを結晶させた『徳川夢聲の世界』の執筆まで、激動の昭和とともに歩んだ放送タレント、三國一朗の生涯を鮮やかに描いた評伝である。

神さまがくれた手
ドニ・シャトリエ  著 蒲田 耕二  訳
  • 定価 1890円〈税込〉
  • サイズ 
  • ISBN 978-4-86029-312-3

世界初の両手同時移植手術が行われた。成功は医療スタッフの連携と当人の信仰心の勝利である。ドニがその移植手術を受けた主人公。本書はその手術に至る過程から、術後の慢性的拒絶反応と移植片の耐用期限といった問題まで難問山積。こんな試練を乗り越えてドニは、普通の人生を送れるまでになった。社会復帰するまでの作り物ではない事実の重み。それが胸を打つ。