書籍情報: 芸術(映画・音楽ほか)アーカイブ
おすすめ
THE45
THE45 西城秀樹デビュー45周年フォトエッセイ
デビュー45周年!   現在もライブを中心に旺盛な...

芸術(映画・音楽ほか)

全49件中 26件 〜 30件
<< 前のページへ  12345678910  
窓を開けますか?
田辺聖子  著
  • 定価=本体1600+税
  • サイズ 四六判 並製 488頁
  • ISBN 978-4-86029-319-2

----あじさいホテルの、あの最上階だけが、私と彼の世界----

私、岸森亜希子、三十二歳のOL。仕事もプライベートも楽しく過ごしているうちに、"いい年"になってしまった。がっしりしたカレの裸の胸に顔をつけてぬくもりをたのしんでいる時間----それはそれはいいものだけど、すんなりゴールインとはいかぬ「事情」もあって......。結婚へのあこがれと不安が交錯する、シングル女性の心模様を見事に描く。

 

《お酒をちょっとすすってはそばのテーブルに置いて、またベッドにもぐりこんだ。私は桐生の躯と愛撫にだんだん馴れていくのがわかる。どこもかしこもしっくりしてあんまり甘い感じなので、何をしようとも思わせない、怠惰に押し流されてしまう恐ろしさがある。「なんでこれがイヤになれへんのかな」と桐生はいう。----彼の愛情が甘美なのと反対に、いごこちのわるい、おちつかない気にさせられる。柔媚で快いくせに、チクチクとトゲが肌を刺す......----本文より》

花狩
田辺聖子  著
  • 定価=本体1500+税
  • サイズ 四六判 並製 296頁  4月26日発売
  • ISBN 978-4-86029-318-5

骨までとろけそうな半次郎への恋情----。十七のおタツの娘ごころは、男の足をすくうほど烈しい......。心中の失敗が、半次郎とおタツの恋情を一層燃え上がらせた。強引に一緒になって悔いないだけの男だと、おタツは手放しで夫に惚れている。しかし、時代の荒波が二人を襲う。天満の大火、風水害、大空襲、そして夫と愛児の死――。大阪のメリヤス街を舞台に、苦難の限りを耐え抜いた女の一生を、見事な大阪弁を駆使して描いた感動の長編!!

 「おタツはどうも情愛だけがこの世でいちばんあとまで生き残る価値のあるもののように思えてならなかった。それにしても六十年にちかい一生に、人間同士が憎しみもないのに大量に殺し合う戦争ほどむごたらしいものはみなかった。大阪へはやく帰ろう。大阪のゴミを吸って生涯をすごした人間は、大阪で働いて死に、大阪のゴミになりたいのだ----」)(本文より)

遊走人語

遊走人語

――― 絵手紙作家・小池邦夫との五〇年 ―――
正岡千年  著
  • サイズ 
  • ISBN 978-4-86029-242-3

絵手紙作家・小池邦夫を、最初に認めたのが著者の正岡千年である。小池邦夫が東京学芸大学在学中、臨書臨書の毎日に憤りをおぼえ、その鬱憤を絵手紙に託し て発信した。その受取先がこの正岡千年であった。これが絵手紙のルーツとなった。中学、高校と小池の同級生で、今に至る50年に及ぶ交友も描かれるが、切 磋琢磨して世に出るまでのエピソードは興味深い。自身、横笛奏者・鯉沼廣行のCDジャケットの題字や、雑誌のタイトル文字、和菓子屋の題字など、書家とし て活躍中で、墨や硯、筆、和紙など文房四宝の魅力やホンモノを見分ける目のつけどころなども披露する。

三國一朗の世界

三國一朗の世界

――あるマルチタレントの昭和史
濵田研吾  著
  • 定価=本体2000+税
  • サイズ 
  • ISBN 978-4-86029-229-4

ラジオの深夜放送DJの草分けで、テレビ草創期からのアナウンサー、司会者、コメディアン、俳優として活躍した。名エッセイストでもあり、晩年はライフワークの昭和史研究に心血を注いだ。本書では最初のラジオの深夜放送「イングリッシュ・アワー」秘話から、俗悪番組の走り「何でもやりまショー」の失敗談、憧れの山田五十鈴、越路吹雪との夢の舞台共演、そして私淑した徳川夢声への思いを結晶させた『徳川夢聲の世界』の執筆まで、激動の昭和とともに歩んだ放送タレント、三國一朗の生涯を鮮やかに描いた評伝である。

山口長男─―終わりのないかたち
池島 充  著
  • 定価=本体2500+税
  • サイズ 
  • ISBN 978-4-86029-204-1

日本の抽象画における先駆的な開拓者の一人とされる山口長男。その画家に肉薄したのが本書だ。著者は元南日本新聞の記者。同紙に「画壇の旅人・山口長男伝」として連載したものに加筆修正した。山口がフランス留学や朝鮮時代の助走期を経て、幾何学形態の抽象へ踏み込んでいく。円や線から直線になり、格子状のかたちから、凸凹のフォルムへ。やがて黄土色と茶褐色の色面が地色の黒を侵食し、晩年には完全な面となっていく。そんな究極の「かたち」を追求し続けた山口の来し方、人となりを、入念な取材を元に描き出した。

<< 前のページへ  12345678910