書籍情報: 芸術(映画・音楽ほか)アーカイブ
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芸術(映画・音楽ほか)

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夜あけのさよなら
田辺聖子  著
  • 定価=本体1500+税
  • サイズ 四六判 並製 258頁
  • ISBN 978-4-86029-322-2

----「人に取られたくない」という独占欲が、愛のかたち----

庄田レイ子は、まだ大人になりきっていないOL。優(まさる)という貧しい大学生のカレはいるけれど、恋人とハッキリいえるかどうか......。実業家の篠崎サンとの出会いがあって、人生の彩りが明るくなってゆく。招かれた須磨のバラ屋敷では、夢のような泡沫(うたかた)の時が......。淋しい別れ、苦い別れ----さまざまな恋の痛みを経て人生を知る。

英国コメディ映画の黄金時代

英国コメディ映画の黄金時代

『マダムと泥棒』を生んだイーリング撮影所
  • 定価=本体3000+税
  • サイズ A5判 並製 408頁
  • ISBN 978-4-86029-317-8

第二次大戦下、ヒッチコックがハリウッドに招聘された時期、イギリス映画史上、奇跡と呼ばれた「イーリング・コメディ」が誕生した。バルコン・タッチともいわれ、イギリス映画の黄金時代を築いたサー・マイケル・バルコンが主宰するイーリング・スタジオで撮影された作品群を指す。バルコンをトップにいただいたイーリング・スタジオは、都合、二十年間にわたり存続する。その間、九五本もの長編映画が製作された。日本でも知られた『マダムと泥棒』はじめ、アレック・ギネスが一人八役を演ずる『優しい心と宝冠』など洗練されたコメディ映画や怪奇映画が量産された。だが、日本ではイーリング・スタジオについての情報もなく、ほとんど知られていなかった。本書は、この伝説のイーリング撮影所の全貌に迫る。巻末にはイーリング・スタジオで製作された全九五作品のフィルモグラフィーの他、総索引を設け、人名、邦題、原題、公開年、監督名等、簡単に引けるようになっている。イーリング・スタジオの詳細を知れば、続々DVD化されている日本未公開作品が必ずや観たくなるに違いない。

休暇は終った
田辺聖子  著
  • 定価=本体1500+税
  • サイズ 四六判 並製 304頁
  • ISBN 978-4-86029-321-5

----好き、という言葉には、幾通りもの意味がある----
峯悦子三十一歳、少女小説を書いている。何をやっても長続きせず大学は中退、でも私を熱烈に慕う二十三歳の彼と共棲み中。めくるめく恋だったのに、またたく間に色褪せてしまったのは、彼の父の入江と会ってしまったから。入江の匂いは、ずうっと昔から馴染んできたもののように思われて......。ひと夏の間に揺れ動ぐ、微妙な恋心を描いた名作!

《類とのはじめのとき、私のしたいことは、類のしたいことだった。私が喜ぶことをすると、類も喜んでいた。いや、類は、いまも、ぴったり合ってて、そうだと思ってる。でも、私は、つぎの型にめぐりあってしまった。その世界では私の面白いこと、したいことを、そのままやって、もっと、ぴったり、いく気がする。でも、それは、どうにもならない世界である。いくらぴったりいったって。彼は、類の父親なのだから。----本文より》
 

お礼まいり
徳岡孝夫  著
  • 定価=本体1800+税
  • サイズ 四六判 上製 288頁
  • ISBN 9789-4-86029-331-4

何者をも恐れない舌鋒鋭いコラムの名手として名を馳せる一方、稀代の名文家として、読む者を魅了する著者。本書は、天寿を全うした人への畏敬の念、あたたかな交流のあった人への想い、また無念の死を遂げた人や家族の代弁者として、生と死の深淵を見つめた珠玉の随筆集。
三島由紀夫から教えられた冷たいスープの味、しばしば飲食をともにしあたたかな交流のあった山本夏彦や久世光彦との別れ、人生のアテスタントである妻の死など、喪失感を抱えながら死ぬまで生きることの意味を問う。著者自身も昨年、悪性リンパ種を克服。死の淵から生還、復活第1作「御礼参り」など、最新作も収録。

どんぐりのリボン
田辺聖子  著
  • 定価=本体1500+税
  • サイズ 四六判 並製 336頁
  • ISBN 978-4-86029-320-8

----彼の指は、はじめて隣に坐った時から私の注意を惹いていた----
大阪娘の藤井五月と、精悍な農村青年・栗本健太。親友の結婚披露宴で知り合った健太は「女は家を守れ」という古い結婚観の持ち主。市役所の広報でエネルギッシュに働く五月にはそんな健太が許せない。頑固で不器用な二人は、会えばケンカとなる。やがて、心が通いはじめた頃......健太の村は山抜けの大災害に襲われる。甘くも爽やかな恋物語。

《隣りの男から、何ともいえぬ動物的な生気(せいき)が発散してくるのだった。べつにそれも、不快な体臭が匂うとか、男性用化粧品の匂いがぷんぷんするというのではない、匂いじゃなく、何かこちらを圧迫してくる、エーテルの如きもの。----こんな都会のまん中で、男の精気を発散している青年は何だか、何だかとっても、いままで見たこともない性的魅力があった。----本文より》

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