書籍情報: 芸術(映画・音楽ほか)アーカイブ
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芸術(映画・音楽ほか)

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縁あって生かされて

縁あって生かされて

――― 岩波唯心書画集 ―――
岩波唯心  著
  • サイズ 
  • ISBN 978-4-86029-268-3

目が良く見えない。右半身不随で利き腕を失った。ところが著者は、ぼんやりとした視力で、そして左手を鍛えることによって、素晴らしい書画を描き続けている。それにしても水墨画の精緻な筆遣いをどう会得したものか。筆先数本で描いたようなモグラの体毛。武鯛や亀なども実に細やかなタッチで描かれている。書も実にいい。障害をもつ人が書いたとは思えない流麗さがある。書画に添えられた言葉も深い。突き抜けた解放感に包まれながらも、人生の機微やその深淵さを伝えてくる。

ときどきメタボの食いしん坊
  • 定価=本体1500+税
  • サイズ 
  • ISBN 978-4-86029-277-5

日本経済新聞に好評連載された「レターの三枚目」から精選した49本と『暮らしと健康』誌に連載された「ひとときの骨休め」を加えて編んだエッセイ集。健康談義中心に編んだので、メタボで悩む読者は、きっと同士のような親しみを感じるに違いない。夫婦揃ってメタボ気味という著者。やせたいのに食べたいというジレンマに悩みながらの様々なダイエット法への挑戦はほほえましい。

徳川夢声の小説と漫談これ一冊で
徳川夢声  著
  • 定価=本体2400+税
  • サイズ 
  • ISBN 978-4-86029-301-7

座談の名手と謳われた徳川夢声だが、作家としての才能についてはあまり知られていない。実は直木賞に2度ノミネートされたほどの実力派なのだ。本書は、軽妙洒脱なユーモア小説を中心に編んでいる。また、珍品ともいうべき78回転SP盤レコードから採った64分のCDがつく。昭和5年制作のSP盤から「二十五時」、戦前に制作された「新四谷怪談」、昭和29年発売の日本伝承童話から「こぶとり」と「ぶんぶく茶釜」等、七つの音源から採録されている。夢声の声を聴いたことがない方も、是非、名手の語りをご堪能いただきたい。

絵筆は語る

絵筆は語る

自分色を生きた女たち
  • 定価=本体2400+税
  • サイズ 
  • ISBN 978-4-86029-310-9

メキシコの女性画家、フリーダ・カーロ研究の第一人者である。起伏に富んだ近代女性画家の生き方から現代女性が学べる点が多いはず、との観点からカーロを含む8人を選び、その実像に迫った。度重なる夫ディエゴ・リベラの裏切りに悲痛の叫びをあげたフリーダ・カーロ。夫・好太郎の死を乗り越え、"花の画家"としてその才を開花させた三岸節子。戦争で息子と孫を亡くし、反戦思想を掲げ、作品を描き続けたケーテ・コルヴッツ。こうした女性画家8人の激しくも色濃い人生から、何をどれだけ掴み取れるかは読者次第である。

紙上で夢みる―現代大衆小説論
上野昂志  著
  • 定価=本体2400+税
  • サイズ 
  • ISBN 978-4-86029-265-2

本書は1980年に蝸牛社から刊行された『紙上で夢見る』の増補改定版。江戸川乱歩から横溝正史、山田風太郎、半村良に至る怪奇・伝奇小説、筒井康隆のSF、川上宗薫・宇野鴻一郎の官能小説、大藪春彦のハードボイルドなど、その魅力の源泉を語り尽くす。特筆すべきは五木寛之論。現代のエンタテインメント小説はすべからく、60年から70年代に五木寛之が試みたことの延長線上にあるのでは、と書く。村上春樹の『ノルウェーの森』の先駆けを成すものだったというのだが......さて、読者の皆さんのご感想はいかがだろう。

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