貧困と憎悪の海のギャングたち - 書籍情報
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書籍詳細

貧困と憎悪の海のギャングたち
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貧困と憎悪の海のギャングたち

現代 海賊事情
  • 定価=本体1800+税
  • サイズ 四六判 並製 202頁
  • ISBN 978-4-86029-337-6
内容紹介

海のギャングたちによる略奪は、驚くべき広がりを見せている。海賊行為そのものは、大昔から行われてきた。紀元前二五〇〇年頃には、フェニキア人とクレタ人は、海賊で大いに儲けていた。ではなぜ今、海賊が世界各地の海を荒らし回っているのか。現代の海賊は、命まで奪う凶暴な存在なのか。海賊から船を守るためにはどうしたらいいのか。海賊を生み出した、繁栄する世界の影に迫った、現代海賊についての第一級のドキュメントである。

 

目次

1いまや空前の海賊ブーム 
2海路は世界の大動脈 
3東南アジアのハイリスクな海 
4マラッカ海峡の罠 
5インド亜大陸─海賊しか仕事がない人々 
6ソマリア、アデン湾─無政府状態と伝統 
7アフリカ沿岸も危険がいっぱい 
8南米、カリブ海沿岸もまた… 
9狙われるヨット 
10海の男ピーター・ブレイクの殺害 
11予防策、抑止力はあるのか 

コメント

現代に海賊が発生する最大の原因は、繁栄の裏側でいまだに世界を覆う貧困である。貧困には「絶対的貧困」と「不平等によって生じる貧困」がある。その日の食事さえままならず、生きるだけが精一杯という貧困を「絶対的貧困」という。これらの貧困は、発展途上国では相互に重なり合っている。しかし、より複雑で問題なのは、「不平等によって生じる貧困」、いわゆる「貧富の格差」である。極めて少数の一握りの人々が、国の富の大部分を手中に収め、残りの大多数の国民は、いまだに貧困にあえいでいるのだ。こうした不平等によって生じる貧困は、富と権力を握った人々への羨望と怒り、憎悪の感情を生み出す。現代における海賊の出現は、その典型的な事例といえよう。