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書籍詳細
中条省平の「決定版!フランス映画200選」
- 定価 2520円〈税込〉
- サイズ
- ISBN 978-4-86029-287-4
内容紹介
著者が自信をもってお薦めするフランス映画のガイドブックである。20世紀前半の名作「アンダルシアの犬」、映画黄金時代の「巴里祭」「望郷」、フィルム・ノワール時代の「モンパルナスの灯」「現金に手を出すな」、映画革命時代の「去年マリエンバートで」「死刑台のエレベーター」など、必見のフランス映画がズラリ。フランス映画の魅力はこれ一冊あればバッチリOK。
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『決定版! フランス映画200選』著者・中条省平
日本人にとって、フランス映画は特別な意味を持っています。フランス映画の黄金時代といわれた1930年代(昭和初期)に、日本人は、『巴里の屋根の下』『巴里祭』『外人部隊』『ミモザ館』『どん底』『舞踏会の手帖』『望郷』といった映画のタイトルを心に刻みこみ、その題名を聞くだけでフランスへの憧れを感じていました。
「ふらんすへ行きたしと思へども/ふらんすはあまりに遠し」と歌ったのは『純情小曲集』の萩原朔太郎でしたが、そうした純粋な憧れを満たしてくれるものが、フランス映画だったのです。当時の日本人はフランス本国の人々以上に熱狂的にフランス映画を愛していました。
1960年代にはフランスが世界中の若い映画作家に影響を与えた“ヌーヴェル・ヴァーグ”という映画運動も起こりましたが、それもいまや半世紀前の出来事になってしまいました。古くからのファンは今のフランス映画の状況にとまどい、若い映画ファンはそもそもフランス映画にどう接していいか分からないというのが実情ではないでしょうか。
そこで本書では、これだけは見ておきたいフランス映画を200本精選し、その見どころを解説することにしました。200本というとたくさんの本数に見えるかもしれませんが、実はこの数字は出発点にすぎません。本書に取り上げた監督にもまだまだ他に無数の傑作がありますし、残念ながら1本も取り上げることのできなかった監督も大勢いるのです。
フランス映画は量的にはアメリカ映画にかないませんが、質的にはけっして負けていません。是非、フランス映画の魅力を発見して、人類が生みだした映画という財産のめくるめく豊かさを確かめてください。本書がその一助となればこれほど幸いなことはありません。




