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黒川能の里

馬場あき子

大石芳野 写真

定価
3850円(税込)
ISBN
9784860292140
発売日
2008年2月1日

内容紹介

森敦の小説の舞台ともなった霊峰月山の麓にある黒川地区。黒川能は、黒川の鎮守・春日神社の神事能として氏子たちによって500年もの間、連綿と守り伝え られてきた。この黒川能に魅せられた写真家の大石芳野さんと、作家の馬場あき子さんの共著で出来上がったのが本書。世阿弥が大成した後の猿楽能の流れを汲 み、現存の五流と同系だが、いずれの流儀にも属さず、独自の伝承を続け、中央では滅びてしまった古い演目や演式を数多く残す貴重なもの。大石・馬場のお二 方がこの全貌に迫った。