げんゆう そうきゅう 玄侑宗久

昭和1956年、福島県生まれ。作家・臨済宗妙心寺派福聚寺住職。慶應義塾大学中国文学科卒業後、さまざまな職業経験のあと、京都の天龍寺専門道場に入門。僧職とともに執筆活動を行ない、平成2001年、『中陰の花』で第125回芥川賞を受賞。講演会や福島県警通訳(英語・中国語)を務めるなど、幅広く活躍。東日本大震災「復興構想会議」のメンバー。近著は『無常という力』(新潮社)『福島に生きる』(双葉社)『地蔵のこころ日本人のちから』(佼成出版社)『玄侑宗久の生きる力』(六耀社)など。『息の発見』(五木寛之氏/平凡社)『原子力と宗教』(鎌田東二氏/角川学芸出版)など対談本も多い。